氷の人見知りちゃん[NARUTO]

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カカシ「よし！12時セットOK！」


と、時計のスイッチを押す。


全員「？」

カカシ「ここにスズが2つある……これをオレから昼までに奪い取ることが課題だ」


そういいながらカカシは2つのスズを見せる。


カカシ「もし昼までにオレからスズを奪えなかった奴は昼めしぬき！あの丸太に縛りつけた上に目の前でオレが弁当を食うから」

全員(朝めし食うなって……そういうことだったのね)





少なめだけど、食べてきて良かった…





カカシ「スズは1人1つでいい。2つしかないから…必然的に2人丸太行きになる」





最高で半分が合格………





カカシ「……で！スズを取れない奴は任務失敗ってことで失格だ！つまり、この中で最低でも2人は学校へ戻ってもらうことになるわけだ……」


4人に緊張がはしる。


カカシ「手裏剣も使っていいぞ。オレを殺すつもりで来ないと取れないからな」

サクラ「でも！！危ないわよ先生！！」

ナルト「そうそう！黒板消しもよけれねーほどドンくせーのにぃ！！本当に殺しちまうってばよ！！」

カカシ「世間じゃさぁ…実力のない奴にかぎってホエたがる。ま…ドベはほっといて、よーいスタートの合図で……」


『ザッ』


ドベと言われたことに苛立ったナルトはクナイを出して振り上げる。


A「ナルトくん！」





まだスタートとは…！





カカシ「そうあわてんなよ。まだスタートは言ってないだろ」


と、前に立っていたはずのカカシはナルトを後ろからおさえていた。


サクラ(うそ…！まるで見えなかった)

サスケ(…これが上忍か……)

カカシ「でもま…オレを殺るつもりで来る気になったようだな……。やっとオレを認めてくれたかな？ククク…なんだかな、やっとお前らを好きになれそうだ。……じゃ、始めるぞ！！…よーい……スタート！！」


その合図とともに散らばり、各々の場所に隠れる。


が、


ナルト「いざ尋常に勝負！！」


ナルトだけカカシの目の前で堂々と立っていた。


ナルト「しょーぶったらしょーぶ！！」

カカシ「…………あのさぁ…お前、ちっとズレとるのぉ……」

ナルト「ズレてんのはその髪型のセンスだろー！！」


『スッ』


ナルト「！」


『ザッ』


カカシ「忍戦術の心得その1、体術！！…を、教えてやる」





カカシさん……何か使うの…？





…………………あっちも殺す気で……←

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