『最近、笠松先輩に彼女ができたと聞いたんです…どこぞの女じゃぁぁぁぁ！！！』笠「お前だよ！！！」『……ハッ！私か！』【笠松 幸男】

▽「デートがしたい」 ページ6

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『笠松先輩！デートしましょう！』


笠「なんだよ、急に」





友達に彼氏ができたと言ったら

デートはどこ行ったの？と聞かれてしまった。



正直、笠松先輩と付き合えたことが嬉しすぎてデートなんてのが頭になかった。





『だから、デートしましょう！』


笠「おう、いいぞ」


『やっぱダメですかー…え？』


笠「だから、いいっつってんだろ」


『マジですか！？』





一回でOKもらえたの初めてだよ！

絶対断られると思ってた！



笠松先輩って、デートとか興味なさそうなのに。





笠「で、どこ行くんだ？」


『えっとー…』


笠「ノープランかよ」


『あはは…OKもらえるとは思ってなかったので…』


笠「じゃあ、うちくるか？」


『え…えぇ！？』


笠「親もいねぇし」





初めてのデート…お家デート。



これは、あれじゃない？

男女で二人きりって、危ないフラグ立っちゃってるんじゃない！？





笠「変なこと考えてんじゃねぇ！！///」


『違うんですか？』


笠「違うわ！俺をなんだと思ってんだ！」


『そういえば、笠松先輩女の子苦手でしたね。触ることは無理があるか…』


笠「あってるが、あってねぇ！つかなんか言い方が腹立つな！」


『ギャッ！！！』





付き合ってからも、笠松先輩のシバきの強さは変わってません。

でも、これも愛だよね。





小「俺達、完全に空気だな」


早「そうっすね！！！」


森「Aちゃん！今からでも遅くない！俺のもとに…」


黄「もう諦めた方が良いと思うっス…」





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