『最近、笠松先輩に彼女ができたと聞いたんです…どこぞの女じゃぁぁぁぁ！！！』笠「お前だよ！！！」『……ハッ！私か！』【笠松 幸男】

▽「まさかの」 ページ2

. 黄瀬side .





主将とマネージャーから驚きの発表がされて(俺は知ってたっスけど)から数日後。





黄「それにしても、まさか笠松先輩がA先輩に惚れるなんてびっくりでしたっスよ…」


小「そうか？俺はじきにそうなると思ってたぞ？」


黄「なんでっスか？」


小「去年の話は聞いただろ？そこから笠松は立ち直って、このチームを導いてきた。ただ、その裏でこのチームをずっと支えてきたのは間違いなくAちゃんだ。」





"感謝してるとは言ってたが…あれは感謝っていうより、恋だぞ"




黄「じゃあ、なんで付き合わなかったんスか？」


小「単純に、Aちゃんから告白されて勢いで断っちまってから言いにくくなったんじゃないか？」





…どっちもバカっスね。




小「ま、似たもの同士だな」


黄「そうっスね…」





森「俺の天使がぁぁ！！！俺は当分立ち直れないぞ！」


早「頑張ってください、もい(り)やま先輩！！」


黄「あ、あんなところに橋本○奈ちゃん似の可愛い子がいるっス！！」


森「なにぃ！？どこだどこだ！？」





…立ち直れないんじゃなかったんスか。

まぁ、もちろん嘘っスけどね。





森「黄瀬！いないぞ！？」


黄「見間違いだったかもしれないっス」


森「…俺の○奈ちゃんが…」






ほんと、海常高校って変な人ばっかっスね。





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