▽名前 ページ8
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『笠松先輩、大事なこと忘れてました。なんで幸ちゃんなんですか?』
笠「知らねぇよ。アイツが勝手に呼び出したんだ」
食堂に来ても、さっきのことが忘れられず。
あっちは幸ちゃん。私は笠松先輩。
『なんで私は笠松先輩なんだぁぁぁぁ!!!!』
笠「知らねぇよ!じゃあ、変えればいいじゃねぇか」
『無理です!恥ずかしすぎて死ぬ!』
笠「お前に恥ずかしいとかいう感情あったんだな」
失礼な。そのくらいありますよ!
笠「じゃあ、名前で呼んでみろよ」
『えぇ!?』
笠松先輩、いじわるな顔してる。
好きな子ほどいじめたくなるって、こういう理論なんだね。
笠「ほら、」
『…笠松』
笠「ちげぇよ!下の名前だよ!」
『ゆっ…ゆき…』
笠「おう」
『だぁぁぁ!!!無理です!絶対無理です!』
笠「お前そんなんじゃ結婚して同じ名字になったらどうすんだよ」
『そんなの…え、結婚?///』
笠「だぁぁぁ!!!ちげぇ!今のはちげぇ!///」
『違うんですか…』
笠「いや、ちがくねぇ!ちがくねぇけど…」
『…じゃあ、それまでに練習しときます///』
笠「…おう///」
小(アイツら、ここ食堂だってわかってんのかな。丸聞こえだぞ)
森(バカップルが…)
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作者名:優 | 作成日時:2018年3月1日 13時