『ついに大学編！？これからは毎日笠松先輩と一緒にいられるんですね！』笠「そうだな」『嬉しいんですか！？嬉しいんですね！？』笠「うるせぇ！///」【笠松幸男】 (ページ6)

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▽ライバル登場ページ6

今日も今日とて変わらず笠松先輩を追っかける日々。

『かっさまっつせんぱっ「幸ちゃーん！」え、幸ちゃん？』

幸ちゃんって…え？

笠松幸男の幸ですか？

笠「…んだよ」

？「おはよう！これからご飯？一緒に食べようよ」

笠「嫌だよ」

え、今笠松先輩と仲良さげに話しているお方は誰ですか？

笠松先輩って、女の子苦手だったよね！？しかもなに！？幸ちゃんって！！！！！

私だって、"笠松先輩"なのに！

森「あの子は、倉木椎菜。うちの学年じゃ美人で有名だぞ」

『なんで自然と隣にいるんですか』

森「Aちゃんがいる場所に俺有りだからな」

『消えてください』

森「おーい！笠松ー！」

笠「あぁ？森山…と、A」

倉「だれ？」

笠「俺の彼女だ」

『どうも…』

俺の彼女だ。だって！脳内でリピートされるよ。やばいよ。

録音しておけば良かった。

倉「…彼女いたの？」

笠「おぉ。高校からの付き合いだ」

倉「へぇ…」

私の体をじろじろ見てくる倉木さん。

もしかしてこの状況、ライバル登場…？

…スタイル的には負けてますけど、笠松先輩への愛は誰にも負けない！伊達に二年も片想いしてないよ！

森「Aちゃんはバスケ部のマネージャーだったんだ」

倉「ふーん、そうなんだ。なんかマネージャーと部員とか別れる率高くない？」

『なっ！！』

笠「絶対別れねぇから安心しろ」

『笠松先輩っ♡』

笠「じゃあな。A行くぞ」

『あっ、はい！』

後ろで倉木さんが睨んでいたことを、私達は知らない。

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