▽旅館 ページ18
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新幹線に揺られること数時間。
やっと着いた箱根。
やっと着いた旅館。
『浴衣着れますね♪』
笠「そんなに嬉しいか?」
『嬉しいですよ!笠松先輩の浴衣も見れるし♡』
私にとってこの温泉旅行は、眼福でしかない!
目の保養!
『さぁ、まずはお風呂にしましょう!部屋風呂もついてるし、私とお風呂へレッツゴー!』
笠「レッツゴーじゃねぇよ!大人しく大浴場行ってこい」
『えー…』
笠「一緒に入るのはダメだ」
『なんでですかー』
笠「絶対ダメだ!///」
『顔赤いですよ…何考えてるんですか。笠松ヘンタイ』
笠「センパイだよ!」
別にいいんだけどなー。
てか、笠松先輩と付き合ってからキスすら数えるほどしかしてない!
手すらまともに繋いでない!
『はぁ…先は長いぞ…』
笠「なんのことだよ?」
『なんでもないです!』
こんなこと考えるなんて、私はヘンタイなのか…?
私の方がヘンタイなのか…?
ヘンタイでストーカーでうるさいってもうアウトじゃん。スリーアウトチェンジじゃん。
『はぁ…』
一人寂しくお風呂でも入ろう…。
笠(なに悩んでんだ?アイツ)
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作者名:優 | 作成日時:2018年3月1日 13時