▽再会 ページ2
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でも、毎日会えるわけだし。
二人きりの楽園だし！
ただ、ひとつ問題が。
『なんでアンタまでここにいるのよ』
早「お(れ)もここにく(る)っていったぞ？」
『そうだっけ？』
〜回想〜
『もうすぐ、受験か…』
黄「頑張ってくださいっス！」
『ありがとう。早川はどこに行くの？』
私はもちろん、笠松先輩のいる桜ヶ丘大学へ。
早「お(れ)は、さく(ら)がおか大学へ行く！」
『へー、そうなんだ』
↑なんて言ってるかわかってない
〜回想 終了〜
『はぁ…これじゃ高校とあんまし変わらないね』
早「そうだな！」
小堀先輩も、森山先輩もいるし。
変わらないのが、少し嬉しかったり。
笠「無事、受かって良かったな」
森「またAちゃんに会えて嬉しいよ！」
小「またよろしくな」
前から来るのは見知った三人。
『かっさまっつ先輩〜！！！』
笠「おわっ！急に抱きつくなよ」
『だって先輩に会えて嬉しいんですもん！いい匂いがしますね！』
笠「嗅ぐな！」
『もう、そんな照れないでくださいよ〜』
笠「照れてねぇ！」
しっかりと抱きとめてくれる笠松先輩の腕。
筋肉質だし、無駄にいい匂いするし、天国かここは。
小「Aちゃんって、行動が本当に残念だよね」
森「Aちゃん、久しぶりに会えたんだし、これから俺と…」
『笠松先輩！これから私とデートしませんか！？』
小「このやりとり、久しぶりに見たな…森山、元気出せ」
早「お(れ)な(あ)ひまっすよ！」
森「あぁ、気づかいありがとな」
笠「どこに行くんだ？」
『海常高校です！』
笠「は？」
『黄瀬くんが部長になったんですよ！！！』
笠「あぁ、こないだ黄瀬から聞いた」
知ってたのか。確かに黄瀬くんって、部長って決まった瞬間嬉しすぎて色んな人に報告しそうだよね。
『なので、見に行きましょう！』
森「確かに、それは気になるな」
小「俺達も行っていいか？」
『もちろんです！黄瀬くんすごい頑張ってたんですよ？』
早川はなに言ってるかわかんないのに、必死にくらいついて頑張ってた。
早川もなに言ってるかわかんないけど、主将として皆を引っ張っていた。
笠松先輩の後は、しっかり引き継がれてますよ。
笠「…じゃあ、久々に顔出すか」
『はい！』
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作者名：優 | 作成日時：2018年3月1日 13時
