『笠松先輩…そろそろ時期だと思うんです』笠「なんのだよ？」『それはもちろん！私たちの結婚…グハッ』【笠松幸男】

▽「そのまま」 ページ7

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笠「単刀直入に言う。昨日のことは忘れてくれ」


『へっ？…昨日のこと？』





昨日のこと…とは？





笠「だから、お前の行動がウザイって言ったことだ」


『あぁ…気にしてませんよ！』


笠「気にしてるだろ！今日の態度といい…」


『それは…まぁ、これ以上嫌われないようにと思って…』





やだ。自分でいってて悲しくなる。





笠「お前、勘違いしてるみたいだから言っとくけど…お前の行動は確かにウザイ」


『…はい』


笠「人目気にせず告白してくるわ、抱きついてくるわ…」


『すいません』


笠「だが、別に俺はお前のことが嫌いなわけじゃねぇ」


『…えっ…？』





…どういうこと？

嫌われてはないってこと？





笠「だから…その…今までどおりにしてろ！静かなAとか気持ち悪いんだよ！」


『ひどいです！結構、周りには好評でしたよ？』


笠「たまたまだ」


『…うぅ…でも、ありがとうございます。嬉しいです！』


笠「…おう」





…笠松先輩の顔が少し赤くなってる！

他の女子にはなるけど、私には一切ならなかったのに！！




『でも、まさか笠松先輩から告白されるとはー』


笠「あ？」


『言ったじゃないですか！私のことが好きって♪』


笠「嫌いじゃないとは言ったが、好きとは言ってねぇ！！」


『同じことですよ〜』


笠「ちげぇから！勘違いすんな！！」


『えっへへ〜』






男「あれ？A先輩戻ってる！？」


男「可愛いのは一時的なものだったか…あれが続けば天国だったのに…」





黄「A先輩、黙ってれば可愛いんスけどね」


小「まぁ、静かなのはAじゃないだろ」


早「そうですね！」





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