▽「未来」 ページ50
.
時は過ぎて卒業式。
『先輩方、ご卒業おめでとうございます』
森「Aちゃぁぁん!!!絶対会いにくるからな!」
小「Aちゃん、これからも頑張ってね」
森山先輩は相変わらずだけど…。
でも、やっぱり寂しい。特に、
『笠松先輩ぃ!いっちゃ嫌です!』
笠「しょうがねぇだろ?三年なんだから」
『うー…』
笠「今年から早川が主将なんだから、ちゃんと支えてやれよ?」
今年から早川が主将になった。
口では"笠松先輩をみなあ(ら)ってがんばい(り)ますっす!"とか言ってたけど
ほんとはガチガチに緊急してるのを知ってる。
『わかってます』
笠「俺もたまには見に来るからよ」
『…はい』
笠「んな顔すんじゃねぇよ」
今、私そんなに顔にでちゃってた?
笑顔で送り出したいと思ってたのにな。
笠「あと二年待ってろ」
『…え?』
二年ってどういうことですか?
笠「二年で金貯めて、Aを養えるようになるからよ。待っててくれ」
『それって…』
笠「一緒に住むぞ。そしたら寂しくねぇだろ」
『…いいんですか?私、少しくらい我慢しますよ?』
笠「俺は我慢できねぇから///」
笠松先輩って、こんなに素直な人だったっけ?
『…はい///』
やっぱり、私…
『笠松先輩のこと、大好きです』
笠「そんなあらたまって言うんじゃねぇよ///」
前も言った気がするけど、
前とは違う。
笠「俺も、大好きだ」
. Fin .
141人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「黒子のバスケ」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
血ぃ - 告白の仕方!!ハガレンのエドとウェンディの時のですね!!!!!!! (2019年11月13日 22時) (レス) id: c35be9c963 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:優 | 作成日時:2017年8月4日 0時