検索窓
今日:26 hit、昨日:29 hit、合計:145,969 hit

▽「好きとはなにか」 ページ39

.




次の日いつものように朝練へ向かった私は






『おはよーございます!!!』


黄「あっ、A先輩ちょっと!」





珍しく黄瀬くんに呼ばれた。






『どうしたの?』


黄「なんであんなこと言ったんスか!?」


『あんなことって?』


黄「海斗とまたデートしようって!笠松先輩が好きなんじゃないんスか?」


『なんでって、普通に楽しかったし。もちろん好きなのは笠松先輩だよ?てか、なんでそのこと知ってるの?』


黄「えっと、海斗からメールがきたんス!」


『ふーん』





ちょっと怪しいけど、

わからないからとりあえずいっか。





黄「でも、聞いた限り脈アリに思われるっスよ!」


『そんなことないんじゃない?私が笠松先輩のこと好きなの知ってるみたいだし。それがいいって言ってくれたし』


黄「じゃあ、A先輩は海斗のこと好きじゃないんスか?」


『人としては好きだけどー…』


黄「一緒にいて、どきどきしました?」


『…そこそこ』


黄「じゃあ、キスしたいとか思うっスか?」


『思わないよ!ハレンチな!』


黄「ハレンチって…」


『だって、キスしたら、こっ…子供とかできちゃうかもしれないし////』


黄「できないっスよ!先輩、何歳だと思ってるんスか…さすがに手ぐらい繋いだことはあるっスよね?」


『………』


黄「そんな純粋な人、今どきいないっスよ…」


『だって、笠松先輩が初恋なんだからしょうがないじゃん!』


黄「はぁ…じゃあ、別に海斗のことは好きなわけじゃないんスね?」


『恋愛感情ではないと思う…』





やっぱり、一番に思い浮かぶのは笠松先輩だし。

佐藤くんは正直わからない。


好きだけど、そういう好きではないんじゃないかなー…。






.

▽「イケメン」→←▽「デート 5」



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (43 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
141人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

血ぃ - 告白の仕方!!ハガレンのエドとウェンディの時のですね!!!!!!! (2019年11月13日 22時) (レス) id: c35be9c963 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名: | 作成日時:2017年8月4日 0時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。