『笠松先輩…そろそろ時期だと思うんです』笠「なんのだよ？」『それはもちろん！私たちの結婚…グハッ』【笠松幸男】

▽「水着」 ページ19

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『よし！我ながら可愛いぞ！』




こういうときって…




『みんなー！』


男「あ！A先輩が水着に着替えたぞ！可愛い！」


男「がんばるぞー！」


全「うぉぉぉぉ！！！！！」





って。私の水着姿を見てみんなやる気を出すはずだよね！


きっと、笠松先輩も惚れ直すに違いない！





『みんなー！』


男「あぁ…A先輩、水着に着替えたんすね」


男「なんか…普段を知ってるからか可愛いってならないな…」


男「あと、意外と胸がちっさ…『うるせぇ！』すいません！」





なに？反応が薄くない？

女子の水着だぞ！？目の保養、やる気の源だろ！



てか皆、めちゃくちゃ死にそうな顔して走ってる。

さすがに多かったかな？





笠「…………」




笠松先輩なんて見向きもしないよ。




森「Aちゃーん！めちゃくちゃ可愛いぞ！どこの天使かと思った！」


『森山先輩！』





そう言ってくれるのは森山先輩だけだよ…！

今日は優しくしてあげよう。





黄「もう、無理っスよぉ…」


早「やう(る)気全開！まだまだぁ！！」





やっぱ皆、疲れてるね。

よし！ここは、レモンの蜂蜜漬けとスポドリを用意しとこう。





『笠松先輩、がんばれー！』


笠「…はぁ…キツい…」




３倍は多かったな。

ごめんなさい。笠松先輩。





『みんなもがんばれー！』


黄「俺らはついでっスか！？」


『………』


黄「ひどいっス！」





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