『笠松先輩…そろそろ時期だと思うんです』笠「なんのだよ？」『それはもちろん！私たちの結婚…グハッ』【笠松幸男】 (ページ18)

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▽「海」ページ18

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『海だー！夏休みだー！！！！！』

笠「うるせぇぇぇぇ！！！！」

『グハッ』

夏休みそうそう、笠松先輩に飛び蹴りをいただいてしまった。

痛いけど、これも愛情だよね！

監「じゃあ、まずは準備運動からだ。その後、浜辺でここからここまで50回走れ」

小「…砂浜っていうのがきついな」

早「がんばい(り)ますよ！おえ(れ)！」

『皆、がんばれー！』

監「後は任せたぞ。高倉」

『え？』

監「俺は一足先に宿へ行く。お前もいつもの俺のやり方を見てきただろう。任せたぞ」

『…はい』

絶対熱いから外出たくないだけだよね。

男「マネージャー！準備運動終わりました！」

『よし！じゃあ今からここからここまで50回！』

全「はい！」

『って言いたいところだけどー…今日は特別に２倍で！100回ね～』

全「げっ」

森「Aちゃん、こういうとき鬼だよなー」

早「去年の夏もたくさんはしあ(ら)さえ(れ)ました…」

黄「聞いてないっスよ！」

『つべこべ言わずに走る！笠松先輩のことは大好きなんで３倍にしてあげます♪』

笠「やめろぉぉぉ！！！！！」

小「…去年もこのやりとりみたな。頑張れ笠松」

笠「毎度、俺への嫌がらせだろ」

『愛情表現ですよ♪なんなら４倍にします？』

笠「…3倍でいい」

『じゃあ、皆レッツゴー！』

全「…はーい…」

皆は走り出したことだし、私もそろそろ、着替えなくちゃね♪

この日のためにめちゃくちゃ可愛い水着を調達したんだから！

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