『笠松先輩…そろそろ時期だと思うんです』笠「なんのだよ？」『それはもちろん！私たちの結婚…グハッ』【笠松幸男】

▽「変わってる？」 ページ14

. 火神side .




数日経ち、俺たち誠凛は練習試合のため、海常高校に来ていた。




リ「みんな、心の準備はいい？ツッコんじゃだめよ。こっちが疲れるわ」


日「わかってる」


火「なんのことっすか？」


伊「まぁ、見てろ」




扉を開けた先に待ってたものは、




早「笠松先輩！おえ(れ)、今日がんばい(り)ますかあ(ら)！」


笠「なに言ってるかわかんねぇよ！！」


早「よーし！イ(リ)バウンド！！！」


笠「リバウンドだ！！」




女「キャー！黄瀬くん！」


笠「おい黄瀬！静かにさせろ！気が散る！」


黄「すいませんっス！」




『笠松先輩！笠松先輩の好きな色ってなんですか？』


笠「…青だな」


『青！よし！結婚式のドレスは青色っと…メモメモ』


笠「結婚しねぇよ！つかメモすんな！」




森「あれ？Aちゃん、こんなところに糸屑が。あれ…俺と君との運命の赤い糸だったようだ」


『切ります』


森「Aちゃん！」


『笠松先輩！』


笠「どいつもこいつも集中させろ！」





火「…なんすかあれ」


リ「海常高校はちょっと変わった人たちが多いのよ」




いや、変わってるってレベルじゃねぇぞ！

ただの変人だろ！




日「キャプテンの笠松さんが可哀想だな」


伊「こないだいったのはこういうこと。Aちゃんは、笠松さんLOVEだから」





いや、LOVEって…！

あれはもうストーカーじゃねぇのか！？




てことは、Aは笠松さんが好きで

森山さんはAが好きで…ややこしい！





リ「考えるだけ無駄よ。こっちがバカになるわ」




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