検索窓
今日:7 hit、昨日:29 hit、合計:145,950 hit

▽「ジャンプ力」 ページ13

.




リコちゃんの言ったとおり、確かに火神くんはすごい。

特にジャンプ力が。このまま成長したらすごいことになるわね。




先制点をとったのは火神くんだ。

…でも、




ダンッ




黄「俺、女の子にはあんまっすけど…バスケでお返し忘れたことないんすわ」


『うちの黄瀬くんは、一度見たプレーを自分のものにしてしまう。この子に勝つのは簡単じゃないわよ』




さすがキセキの世代というだけあって、初めてプレーを見たときから特別なものを感じた。


こんなのが他校にあと、5人もいるのよね。






火「…クソッ!!」





負けたのは、火神くん。

瞬殺だったと思う。





黄「やっぱ黒子っちください。うちでバスケやろうよ。こんな弱いところに…らしくねぇっすよ。勝つことが全てだったじゃん」


『…黄瀬くん』


黒「誘ってくれるのは嬉しいですが…丁重にお断りさせていただきます」


黄「なんで!?」





黒子くんは、誘われたとき困った顔をしていた。

そして、泣きそうな顔をしていた。





『黄瀬くん、もう帰ろう。黒子くんにも色々あるんだよ』


黄「…でも!」


『じゃあ、私達はそろそろ帰ります。黒子くん、ごめんね?失礼なこと言っちゃって』


黒「いえ、大丈夫です」


『火神くん、次は練習試合でね。あなたのジャンプ力はすごいと思う。頑張ってね』


黄「なんで敵を応援するんスか!?」


『うるさい』


黄「ひどいっス!」





私はなかば強引に黄瀬くんを連れて帰った。




**





火「………」


日「どうした?まさか…あのマネージャーが気になるか?」


火「いや、そんなこと!」




敵を応援するとか珍しいと思っただけだし…

ちょっと可愛かったけど。





日「まぁ、顔は可愛いからな…」


伊「でも、次会うときは練習試合だろ?その時に嫌でも見ることになるから」


火「なにをっすか?」


日「見たらわかるさ。残念って言われる理由がわかる」


リ「…ちょっと変わってるのよね」


火「??」




意味がわからねぇ。

…変わってる?残念?なんのことだ?





.

▽「変わってる?」→←▽「黒子っち」



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (43 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
141人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

血ぃ - 告白の仕方!!ハガレンのエドとウェンディの時のですね!!!!!!! (2019年11月13日 22時) (レス) id: c35be9c963 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名: | 作成日時:2017年8月4日 0時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。