▽「ヤバい先輩」 ページ2
. 黄瀬side .
この高校に来て一番驚いたこと…それは、
『笠松先っ輩〜!!!!私と付き合うのと、結婚するの、どっちがいいですか!?』
笠「選択肢ゼロじゃねぇか!どっちも御免だ!」
ヤバい先輩がいるっス!!!!
『えぇ〜、でも私達は法律的には結婚できるんですよ!?私達を止めるものは何もありません!』
笠「死んでも嫌だ!!」
あれは、確実に関わっちゃダメっス…
?「お前、しんいい(り)か?」
黄「え…なんて言ったんスか?」
早「おえ(れ)は早川みつひお(ろ)だ!」
黄「あ…俺は黄瀬涼太っス」
早「噂は聞いてう(る)ぞ!キセキの世代だお(ろ)!」
黄「そうっスけど…あれなんスか?」
俺は、さっきから愛の告白を叫んでいる先輩と嫌そうな顔をしている先輩を指して言った。
早「いつものことだ!気にすう(る)な!」
そんなこと言われても気になるっスよ!
森「おぉ、俺の天使はこんなところにいたのか!Aちゃん、今日の放課後、俺と一緒に…」
『笠松せんぱーい!!!!!』
黄「ガン無視されてるっス…」
早「あれもいつものことだ!」
どんな高校っスか…。
部活中に愛の告白叫ぶ人、二人もいるし…隣の人は妙に滑舌悪いし…。
あの笠松先輩って人も気の毒っスね。
小「まぁ、いつか見慣れるさ。俺は、小堀浩志だ。よろしくな」
黄「よろしくっス!」
やっとまともな人がいたっス!!!
小「あそこで愛を叫んでいる子は高倉A。うちのマネージャーだ」
黄「マネージャーだったんスか!?」
小「あぁ。でもあれ以外は普通だから安心しろ。で、そのとなりにいるのが笠松幸男。うちのキャプテンだ」
黄「あの人が!」
小「で、また愛を叫んでいる男が森山由孝。アイツは基本的に女の子が大好きだ」
黄「そうなんスか…」
女の子なら誰でもいいってことっスかね?
女「黄瀬くーん!!!」
黄「あっちゃー、バレちゃったか」
早「お前、人気者だな!」
黄「実はモデルやってるんスよ」
小「じゃあ、女の子にモテモテってことか…。笠松が大変だな…」
黄「どういうことっスか?」
小「笠松は、女が苦手なんだよ」
黄「え?でも、A先輩には普通っスよね?」
小「アイツは例外だな。女として見てないんじゃないか?」
黄「なんか…不憫っスね」
.
141人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「黒子のバスケ」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
血ぃ - 告白の仕方!!ハガレンのエドとウェンディの時のですね!!!!!!! (2019年11月13日 22時) (レス) id: c35be9c963 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:優 | 作成日時:2017年8月4日 0時