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2ー9 ページ38

「とーびおっ!」

「うお!?」


アップを取っている飛雄の背中にダイブしてみた。

すると、飛雄はびっくりした様子でこちらを向く。


「A・・・?や、でもあいつは兵庫に居る筈・・・」

「そのAですぅ。何ヶ月か前に帰ってきたんです〜」


「ホントか!?」と笑顔になって、頭を撫でてくる。


これは、飛雄の癖。会うたびに撫でてくるのだ。

曰く、『丁度いい所に頭があるから』らしい。

私のことをチビって言ってるのかな!?




「か、影山が美女と話してるぞ、ノヤっさん!」

「そのようだな、龍。くそぉ、羨ましい!」


何やら元気な声が聞こえる。

また木兎先輩か!?と思いそちらを見ると、私よりも小さそうな人と、坊主頭の人が。


「美女がこっち見た!」


何やらテンパりだしたんですけど。

何かしたっけ?


そう困っていると、


「ほらー、お前ら、マネちゃん困ってるだろ。いい加減にしろよ」


救世主が。


泣きぼくろのある、優しそうな人。


「青城のマネちゃんだよね?俺、菅原孝支。よろしくな!」

「雪藤Aです、こちらこそよろしくお願いします」


ニッコリと、爽やかに笑ってくれた。



「はいはい、そこまでー。ちょっと爽やかくん、ウチの可愛いマネちゃんを口説かないでよね」

いえ、あれはどう考えても口説いて無いです。

2ー10→←2ー8



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ゆず(プロフ) - 霧雨さん» ありがとうございます!頑張ります (2019年1月7日 14時) (レス) id: e1a0e02e53 (このIDを非表示/違反報告)
霧雨 - 作品読みました!面白いですね!更新待ってます! (2019年1月7日 13時) (レス) id: ad5e0a46a7 (このIDを非表示/違反報告)
ゆず(プロフ) - ゆずさん» 本当だ!名前同じですね!そして、ありがとうござます。私も文才にはさほど自信は無いのですが、憧れの作者様の作品を見つつ、参考にして書いています。 (2018年12月27日 10時) (レス) id: e1a0e02e53 (このIDを非表示/違反報告)
ゆず - 凄く面白いです!私、あまり文才とかに自信がないのでこういうの書けるのすごいと思います!あと、名前が同じでびっくりしました。 (2018年12月26日 21時) (レス) id: ecd0ea593d (このIDを非表示/違反報告)
ゆず(プロフ) - Notsuaさん» ありがとうございます!「私もこんな親友欲しい!」って思いながら書いてます。 (2018年7月4日 18時) (レス) id: e1a0e02e53 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ゆず | 作成日時:2018年1月30日 18時

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