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堀北マイ【★青峰】 ページ40

まじかよ。

目の前には大好きなマイちゃんがいる。

「大輝くん」

可愛い顔で俺に手を振ってくれている。

黒髪の艷やかなショートカットが揺れた。

そして、なんといっても
その布面積が少ない白ビキニがえろい。

まじで昨日発売された写真集のまんまじゃねーか。

「触ってもいいよ」

なんて、胸を押し上げて見てくるから

俺はありがたく、頂戴することにした。

その柔らかそうなソレを触ろうとした瞬間

「まじキモいんだけど」

聞き覚えのある声に
顔をあげると、堀北マイちゃんがAになっていた。

何故かAは昔のようなショートカットで
マイちゃんと同じえろビキニを着ている。


あー、まじかよ。
一瞬で萎えた。

こんな変な事が起こるって事は
俺は夢の中っつーわけか。

いや、夢の中だとしても…


「なんつーカッコしてんだよ。早く着替えろ。」

「は?今から海常の皆と海なの」

しれっと言うAに
俺は怒りを覚える。

「馬鹿野郎、絶対駄目だ」

ガシッとAの肩を掴んだ。

「お前はいつから痴女になったんだ」

真顔で言えば睨まれた。

「バカじゃないの?これくらい普通でしょ」

普通ではない。
それは、マイちゃんのえろ水着なのだから。

誰だ、Aをこんな貞操観念低くした奴は。

海常か

南ちゃんか

サツキか

思い当たる節がありすぎる。

つーか、俺の夢なんだから
せめてこの水着は南ちゃんに着させろよ!
何やってんだよ俺!

「お前はとりあえず、お子ちゃま水着でも着てろ」

「だっさ。逆にキモいから」


幼女が着るような子供水着を見せれば
ドン引きされた。

まぁ、確かにこれはある意味まずいか。

「じゃあ、この黒いやつにしよ」

Aの手にある水着は去年のマイちゃんが着ていた
極小ビキニで、俺はAの頭を叩いた。


「ばっか、A!黄瀬や笠松の野郎に襲われるぞ!」


大きな声で叫べば
ドカッと腹に強烈な一撃が入る。


「どんな夢見てんだよ。キモ」

Aが虫けらでも見るように俺を見下ろしていた。
あぁ、いつものAだ。

「何しに来たんだよ」

「海常の合宿で水着必要だから、取りに来た」

まじかよ、予知夢だったのか。

「どんなやつだよ」

「黒いやつ」

その言葉に夢での極小ビキニを思い出す。

「やめとけ、ヤられちまうぞ」

Aの顔が般若化した。

「笠松先輩達はアンタと違うから」

やっぱりコイツはお子ちゃまだ。
男の頭ん中なんて、みーんな同じなのに。
俺は頭を抱え溜息をついた。

クッション【★笠松】→←ジャージ【★黄瀬】



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作者名:chieko | 作成日時:2023年12月4日 23時

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