影が新しい光を連れてきた ページ1
「おぉ!!」
「…火神くん、本当に知らなかったんですね」
「知らねぇ!もっと早く知りたかった!!」
店の前でキラキラ目を輝かせている火神を
呆れたように黒子は見た。
「バスケやってる人でココ知らないの火神くんくらいですよ…とりあえず、入りましょう。僕も挨拶がまだなんで…」
「は?挨拶?!…誰にだよ?」
火神が不思議そうに眉間にシワを寄せた。
「僕たちの憧れの人にです。」
黒子はそう笑って店に入った。
「いらっしゃいませー!」
店に入れば明るい声が響く。
「お久しぶりです。Aさん。」
黒子が声をかければ、Aは目を丸くした。
「黒子くん!!その制服って…誠凛?!」
「さすがAさんですね。僕、誠凛のバスケ部に入りました。」
それにAは嬉しそうに笑う。
「そっか、良い学校選んだね」
Aがそう言い黒子の頭を撫でれば、黒子も嬉しそうに笑った。
「…おい、黒子…」
その空気に耐えれなくなり、火神が声をかけると、黒子はあからさまにムッとし、Aは目を丸くして火神を見た。
「感動の再会を邪魔しないでください」
「いや、意味わかんねぇし」
ムスッとした黒子に火神が呆れながらツッコむと、Aはまじまじと火神を見た。
「初めて来る子だよね?黒子くんの新しいチームメイト?」
Aが笑って聞くと、火神が答える前に
「はい。火神くんです。」
と黒子が答えた。
「火神くんか!私は、この店のスタッフで一色A。よろしくね。」
Aがそう笑って手をだせば、火神が目を丸くしてAを見た。
それに黒子は苦い顔をして、Aは不思議そうに首を傾げた。
「火神くん?」
「あ…いや、悪い…!!よろしく、一色さん?」
慌てて握手をすれば、Aは面白そうにケラケラ笑う。
「一色さんとか久しぶりに言われた。Aでいいよ。この店、兄貴とやってるから、どっちも一色でややこしいし。」
「そうなのか…じゃあ、A?」
「火神くん、Aさんは僕らより5つ年上です。」
呼び捨てで呼んだ火神に、黒子が言えば、火神は目を見開き、Aを見る。
「え、そんなに上なのか?!…悪い…です」
慌てて謝る火神にAはケラケラ笑う。
「いいって。楽に話してよ。君らはお客さんなんだから。」
それに「おう、サンキュー」と火神が笑えば、黒子は更にムスッとした。
「やっぱり連れてこなければ良かったです」
「あ?なんか言ったか?黒子?」
無邪気に笑う火神に黒子は更に機嫌が悪くなるのだった。
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あきは - 初めまして！とても楽しくてキュンキュンしてます！更新大変かと思いますが、是非続きを読みたいです！ (2019年1月10日 23時) (
レス) id: 087715fee8 (このIDを非表示/違反報告)
chieko(プロフ) - Chikakoさん» おはようございます!コメントありがとうございます(*^^*) 嬉しいです(´；ω；`) 中々更新できずにすみません(ToT) 誰を書こうか迷走中です← 頑張ります!!ありがとうございます(*^^*) (2017年5月20日 11時) (レス) id: a95e3ff3e0 (このIDを非表示/違反報告)
Chikako(プロフ) - おはようございます！作品、楽しく見てます。更新、頑張って下さい！楽しみにしています！ (2017年5月20日 10時) (レス) id: b1c9388361 (このIDを非表示/違反報告)
chieko(プロフ) - ツバキさん» ツバキ様！こちらも読んで頂いてありがとうございます(*^^*) こちらオールキャラ目指してます！楽しんで頂ければ幸いです( *；∀；) だいぶ亀更新になってるのでこちらも頑張ります!ありがとうございます＼(^^)／ (2017年4月9日 20時) (レス) id: a95e3ff3e0 (このIDを非表示/違反報告)
ツバキ - 拝見させていただきました！とても面白いですね！！ここでは、笠松だけでなくみんな可愛くてカッコいいですね！！こちらも更新頑張ってさい！ (2017年4月9日 18時) (レス) id: 79a4cbf801 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：chieko | 作成日時：2017年3月12日 1時
