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誓い ページ7

そうしていつの間にかAを抱き締めて慰めている内に俺も寝てしまっていた様で辺りはすっかり真っ暗になっていた
まだ少し寝惚けてる頭を起こして起き上がろうとするとAにしっかりと掴まれているのか動けない…

「…どうするかなぁ、起こすのも可哀そうだしな…」
規則正しい寝息を立てて穏やかに眠っているAを見ると起こしたくても起こせない気持ちになるが、このままここでずっと寝かす訳にも行かないし俺が動いても起きない所を見るとちょっとだけ動かした所で起きるほど眠りは浅くなさそうだな…

それならちゃんとベッドで寝てもらおうと俺は少しだけ起き上がりそのままAを抱き上げて揺らさない様に静かに寝室に運ぶ
そっと寝室のベッドにAを降ろして布団を肩までしっかりかけてやると布団をぎゅっと握ったまま、まだ眠っている

「さて、起きた時様に簡単にご飯でも作っておいてやるか」
ベッド横に充電してあった携帯を取りレシピを検索しながら台所に向かう
冷蔵庫の中にある残り物と簡単にできそうなレシピを交互に見ながら少しづつ作業していく

味見もおわり後少しで出来上がるという段階になったその時
リビングから寝室に向かう扉の方からガタッと少しだけ小さな音がして目を向けると寝惚けた彼女が立っていた


「おはよ、少しは落ち着いた?」

「おはよう
うん…落ち着いたよ、ありがとう」

「よかった
ご飯簡単な物しか出来なかったけど後ちょっとで出来上がるから待ってて」

「何から何までごめんね…ありがとう
何か手伝う事はある?」
と彼女が此方の方に近付いてくる


「んーじゃぁ皿とか並べてよ
そこの食器棚に入ってるからさ」

「ん、分かった」
さてご飯を食べながら明日からする事についてでも話し合うとしよう
まだ彼女の為にやれるべき事は山の様に残っているのだから

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ちょこ - 更新が止まってます!戻ってきてください!続き楽しみに待ってます!(´;ω;`) (2022年7月10日 22時) (レス) @page18 id: 5ad0b4ef6a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:たまごきゅうり | 作成日時:2021年1月13日 0時

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