喧嘩したら連れ去られました【東京卍リベンジャーズ】

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母「んふふ。皆集まってくれて良かったわ〜。来なかったら貴方達の嘘情報を全世界にバラ撒いて…社会的に終わらせるところだったわ」




『実の家族に何をしようとしてんだよ。……急ぎの用だったらしいから、梵天には黙ってきちゃったけど』



父「Aだけは反社とは程遠い仕事だったのにいつの間にか反社に……。しかも日本最大の犯罪組織のハッカーとはなぁ。」




母「Aのハッキング能力は家族でピカイチだし……敵に回すと厄介よね。守ってる情報は絶対に取れないし……。直ぐにパソコンウイルス感染しちゃうわ。」




それはそれは、申し訳ございません




情報を漏らさない 守る そして情報を集める



それが私の仕事ですから、真面目にやりますよ




『それで…要件とは…』





母「Aには私の仕事をちょっと手伝って欲しくて♡ パパと冬馬は公安に潜入してきてね もう、手配は済んでいるから。」




父･冬馬「「はぁ？！」」



母「NOCリストの回収が目的よ。期間は1週間 よろしくね♡」




……なんと無茶なことを……。警察庁のパソコンのデーターを盗みとるなんて…難しいでしょ。いくら内部からだからって…1週間でそんな大切なリストを任せられる人になれるはずがない。





冬馬「Aに行かせりゃいいだろ。そういうの1番得意だろ？！」



『い･や･よ！！私には私の仕事があるし、そんな1週間も帰らなかったらさすがに死体にされるわ！！』



母「あら？実家に帰るって言わなかったの？」




『この兄に合わせてみな？多分ね、死体になるよ』




母「確かに…そうね。冬馬はなんか…気に触るところあるものね〜」





笑顔で自分の息子に対して言葉の刃を向ける母。






私の中で1番怖い人は…やはりこの人しかいない。






母「あ、Aには、あのセキュリティプログラムを作って欲しいのよ！」






『…なんだかすごく嫌な予感……。』






そう、その予想は的中した。

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