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結論から言うと計画はうまくいった。返事をすると言ってお嬢様に出した紅茶に洗脳薬を混ぜて今や俺の人形や。そして洗脳薬を部屋に置いて俺を洗脳したと思い込ませたり。

時間はかなりかかってしまったが完璧に下準備は整った。あとは俺が洗脳されているように演技するだけだ。どれだけ時間がかかったとしても必ずお嬢様には消えてもらわないといけない。

魔女様を悲しい顔にさせないために。俺だけを見てもらうために。



















「シャオロン?最近なんかおかしくない?」


「どうしたんや魔女様?おかしいところなんてないで?」


「じゃあさ、お嬢様との婚約の話OK出したの?」


「勿論出したで!だって俺とお嬢様両思いやもん‼︎それがどうしたんや?」


「・・・・・・シャオロン・・・ちょっと待ってろ・・・。」



あ、これ洗脳されてると思ってるな。やはり時間はかかってしまったけど事は上手く運んだみたいやな。

これで邪魔な奴が消える。


「あは・・・。」



















あの後俺の洗脳は解かれたと思われてその洗脳をしたお嬢様は聖都にある魔女協会により禁止薬である洗脳薬を使ったとされて裁判にかけられ火あぶりの刑にされることになった。

誰もお嬢様が洗脳されていることに気づいてない。

そして誰もが俺が被疑者なのに被害者であると思っている。



俺は1人サヨお嬢様が磔にされ炎の中にあるお嬢様に向かって言った。



「俺の為にありがとなお嬢様、俺が死んだらいくらでも恨んでや。」



笑顔で告げた。

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作者名:人形傀儡 x他7人 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/setting.php  
作成日時:2022年7月25日 16時

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