【d!】軽く病むくらいが丁度いい。【合作】 (ページ3)

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計画開始から3ヶ月が経った。魅惑クリームはできたが洗脳薬がまだ作り終えてない。だけど今日完成する。

だけどめんどくさいことにお嬢様に呼び出されたので庭園にいた。早く終わらせて計画を実行しないといけないのに。

「シャオロン！」

「お嬢様、どう致しましたか？」

「きょ、今日は伝えたいことがあったの‼︎」

「何でしょうか？」

もし魔女様のことが好きって言ったら多分俺は手が出る。そうなれば俺は死ぬかもしれへんな。

「わ、私は･･･シャオロンのことが好きですの！」

「は？」

拍子抜けだった。いっつも楽しそうに魔女様と話しているコイツが俺のことを好きなんだということを。てっきり魔女様のことが好きなのかと思った。

「返事をもらいたくてその･･･。」

「か、考える時間が欲しいんで少し待ってくれませんか？お嬢様に告白されてかなり混乱してるんで。」

「そうでしたの？分かりました、私はいつまでもお返事をお待ちしてますよ。」

俺は魔女様がいる塔へ戻った。もし俺が告白の返事をすれば確実におかしな方向に向く。うんと言えば確実に魔女様の弟子はやめさせられる。いいえと言えば2人揃って追放がいいところだろう。この職場を逃すのは勿体ない。どうすればいいのやら。

「ただいま･･･。」

「お帰りシャオロン、どうしたの？」

「さっき、お嬢様に、告白された･･･。」

「あ、そうなんだ。返事は？」

「時間もらった･･･まだ混乱しとるから。」

「そっか、シャオの思うように返事してな。俺は･･･やっぱいいや。」

嗚呼、何で魔女様はそんな悲しそうな顔するんや？そうだ、お嬢様の恋心を利用させてもらおう。そうすればお嬢様をうまく排除出来る。こんな顔にさせずに済む。なんていい考えなんやろ。早く、薬完成させなきゃやな。