すとぷり 6人の幼馴染み

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2回戦目はころちゃんとジェルくん、なーくんが出る。



3人がスタート位置につくと、どこからか歓声が聞こえた。



莉犬くんの時も聞こえたけど、顔が整ってて性格も良いなら歓声が上がって当然だよね



凄い人気だだなぁ...



なんて思っているとジェルくんが私の方を見ると大きい声で言った。



「俺、1位とるけん見とって！」



「うん、見てるね。2人も1位目指して頑張って！」



なーくんやころちゃんにも応援のエールを送る。



「かますから！」



「言われなくても分かってるからぁ〜」



やる気満々のジェルくんとなーくんに私の話を軽く流すころちゃん。3人とも気合い充分。



そして、アナウンスの指示に従ってスターターを上にあげて引いた。



＿＿＿パンっ！



大きな音と共に一斉に選手が走り出す。



「頑張れー！」



全力疾走で紙を拾っていくジェルくん達。



その様子を見ていると3人が同じ方向で私の方へ来た。



え、何何。雰囲気がなんか怖いよ



「ちょっと来て」



お題の紙を持ったまま、私の手や腕を掴むと3人の声がピッタリ重なった。



「えっと...」



反応に困りジェルくん達の様子を伺う



「俺が先だったんやけど？」

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