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14話 ページ16

バタン!!

鬼灯「はぁ、はぁ、Aさんが倒れたって本当ですか!?」


閻魔大王「うん...」


鬼灯「まさか...もう...?」


お香「もう?」


鬼灯「Aさんは元々、亡者なんです。」


砺堆「え?でもAちゃんって狐の子供じゃ...」


鬼灯「いえ、狐の魂を飲ませただけです。おそらくその狐の記憶でしょう。」


瑠羅「どういうことだ?」


『う...ん...』


春一「あ、起きた。」


鬼灯「よかった...」


『うにゅ?なんで皆揃って...?』


春一「お前が倒れたからだよう。」


『え。』


鬼灯「寝不足なんでしょう?しっかり休んでくださいね。」


瑠羅「さっきまで鬼灯めちゃくちゃ心配してたぞ!!」


鬼灯「瑠羅さん...今なら特別で私が直々に拷問してあげますよ。」


瑠羅「え!?あたい何かした!?」


お香「瑠羅ちゃん...南無...」


瑠羅「お香ねえちゃん!?」


『ふふっ。皆、ありがとね。』


鬼灯「お礼はいいですから、休んでください。あなたが倒れると私達も大変なんですよ。人手が減るので。」


『ワーカーホリック...』


鬼灯「何か言いましたか?」


『イエナニモ。』


鬼灯「そうですか。さ、瑠羅さん、拷問してあげますから来てください。」


瑠羅「やだー!砺堆助けてー!」


砺堆「...頑張って。」


瑠羅「れてぃー!!」

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作者名:あさっち | 作成日時:2016年10月22日 2時

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