二十七話 ページ28
「やはり、お主気づいておったか」
「まあね。あの時、思いっきり名前呼んじゃったし、ほぼカマかけだったんだけど合っててよかった」
〜〜〜
”「あんた、この島を救ってくれるんだろ？」
「うーん、どうだろうな。教えてくれてありがと、お茶美味かったよ。イザナミ」”
〜〜〜
「我が子の不祥事を納めてくれたそなたに改めて礼を言おう、ありがとう」
「どういたしまして。それよりも俺の旅に連れ回すことになっちゃったけどよかったの？」
ダンガは今頃社長やみんなに謝りにいっているところだろう、それが終わったら、出航する予定だ。
「よい、説教は戻ってきてからでも出来よう。それよりも、そなたに渡したいものがある」
「ん？え、なにこれ」
そう言って渡されたのはネックレスだった
「これ……水琴鈴？」
「いや、ガムランボールじゃ」
「えぇ……」
日本の神様なのになぜバリ島のやつ……
「それを持っておれば……まあ、良いことがある」
「いや、ふんわりしすぎじゃない!？もうちょっとしっかりした感じの説明ガッ！！？」
突然、脳天に強烈な打撃を受けて盛大に舌を噛んだ
痛みで一瞬混乱したが、どうやらイザナミが俗に言うチョップをしたようだ
「ええい！うるさい！理屈ではないのじゃ！こう、なんというか…言葉で表すのは難しいんじゃ！」
「それって設定を考えてないだけじゃッ！！？」
今度は無慈悲にも拳を思いっきり振り下ろされた、そう、チョップした場所と全く同じ所に。
「そういうことを言うではない！ほれ、どうやらヤツが探しておるようじゃぞ。さっさと合流せんか！」
そう言って、店の外に放り出され、
見事Aの脳天には雪だるまのようなたんこぶが出来ていた
ーーーーー
「本当にいいのか？オレなんかを」
「何度も言わせるな、そろそろ女々しいぞ？それに勧誘したのは俺なんだ、それを承諾したのはお前自身じゃねぇか。お前が断ることはあっても、勧誘した本人が駄目なんて言うかよ」
無事に合流できたはいいものの、ダンガは「オレなんかが……」をかれこれ10回以上Aに尋ねていた。
「だが、オレは今後お前を裏切るかも＿＿」
「ああぁー！もーしつけぇな！」
苛立ったAはダンガの胸ぐらを掴み、無理矢理目を合わさせた
「そもそも裏切るヤツは最初にそんなこと言わねぇよ！それにもしテメェが裏切ったとしても、俺はお前を捨てない！お前がどんなに裏切ろうが絶対引き戻してやる！ほら、これで満足か？」
終わり
ログインすれば
この作者の新作が読める(完全無料)
←二十六話
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキーアイテム
革ベルト
ラッキーカラー
あずきいろ
ラッキーナンバー
8
ラッキー方角
西 - この方角に福があるはずです
おみくじ
おみくじ結果は「末凶」でした！
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 128人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
小さな虫(プロフ) - ルナさん» 読んでいただきありがとうございます！物語の進行上、ロシナンテに関してどうなるかは、後先考えずに書いているので、私にもわかりませんwですが、前向きに検討させていただきます！コメントありがとうございました！ (2020年5月24日 1時) (
レス) id: a1687602fd (このIDを非表示/違反報告)
ルナ(プロフ) - 小説読ませていただきました！面白かったです！原作崩壊にともない救済措置をするキャラクターにロシナンテを入れていただけたら嬉しいです！ (2020年5月24日 1時) (レス) id: 0170e44a0f (このIDを非表示/違反報告)
小さな虫(プロフ) - Kanonさん» ありがとうございます！これからも頑張らせていただきます！設定、気に入っていただけたなら光栄です。kanonさんとは気が合いそうですね！ (2018年9月8日 11時) (レス) id: 550c0109ec (このIDを非表示/違反報告)
Kanon(プロフ) - 題名見て面白いの確定、内容見て面白さが倍、自分が大好きな設定です！ (2018年9月5日 18時) (レス) id: 08adac8b7f (このIDを非表示/違反報告)
小さな虫(プロフ) - ﾚﾐさん» 有り難うございます！頑張ります！ (2018年3月28日 21時) (レス) id: c5c31ad411 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：小さな虫 | 作成日時：2018年1月31日 18時
