十四話 ページ15
ダンガは怪訝な顔をした。
ほぼ勘に近いが、彼は【破壊に導く者】に何かしらの被害を受けた可能性がある。
普通、俺が【破壊に導く者】だと知ったら怒りよりも先に恐怖するだろう。だが、ダンガは俺に怒りそして憎しみの目を向けた。
ダンガは気分を紛らわそうと酒を一口飲んでピザを食べ始めた。それを見て俺もナポリタンを口へ運ぶ。
「それってさ、島民が突然そうなることってあるんだろ?」
「あるが……何故知っている?」
「もし、島民からはそういう者が出ないとしよう。この島は海にも山にも恵まれてるし、見たところ鉱物もとれるだろ?そういうものを売って貿易してる。でも、逆にそれだけ恵まれてるなら外からの人間を島に入れて貿易するなんて、わざわざそんな危険を侵さなくても生活できる。」
それに何だか社長の言い方がそんな感じしたんだよな
「なるほどな」
「もう一個質問、この島に桜はあるか?ああ、絵とかじゃなく本物の」
「無いぞ?」
「えっ_」
「少なくとも俺は見たことない」
そんなこと、あるのか。警備隊はパトロールもしているだろうから彼が知らないとなると無い可能性が高い。じゃあ、社長はなんで「全員、桜が故郷に咲いていた」なんていったんだろ。明日、島民に聞き込みにでも行くか。
「あとさ、おっちゃんは俺の事あんちゃんって呼ぶけど俺は女だかんな」
___宿屋前にて
「本当すまん!」
「だからもういいって、よく男に間違えられるからさ、慣れてるし」
あの後物凄く驚かせてしまった。何かと便利だからと中性的な見た目にしたのが悪かったな。
凄く謝りたおされた
帰ろうとした時にはもう夜で、女を一人で帰らせるわけには行かないと宿屋まで送ってもらった。
「すまん...これからは嬢ちゃんって呼ぶわ」
「いや、ぶっちゃけ呼び方は何でもいいんだけど」
そんなことを少し談笑して念の為に住所を聞いて別れた。
_______
Aは知らない部屋にいた。
周りには精密機器がところ狭しと並んでいて、まるで実験室のようだった
自身の身体は幼く手術台の上に鎖で縛り付けられていて、動きが取れない。
Aを恐怖が襲う、すると部屋のドアが開き誰かが入ってきた。
逆光で顔はよく見えないが白衣を着た男性だ。
「だ、誰だ!」
男性の口は弧を描き、Aに注射を打つ。すると血管が皮膚に浮かび上がり_
「う‶あ‶あ‶ぁぁぁぁぁぁっ」
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- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキーアイテム
革ベルト
ラッキーカラー
あずきいろ
ラッキーナンバー
8
ラッキー方角
西 - この方角に福があるはずです
おみくじ
おみくじ結果は「末凶」でした!
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小さな虫(プロフ) - ルナさん» 読んでいただきありがとうございます!物語の進行上、ロシナンテに関してどうなるかは、後先考えずに書いているので、私にもわかりませんwですが、前向きに検討させていただきます!コメントありがとうございました! (2020年5月24日 1時) (レス) id: a1687602fd (このIDを非表示/違反報告)
ルナ(プロフ) - 小説読ませていただきました!面白かったです!原作崩壊にともない救済措置をするキャラクターにロシナンテを入れていただけたら嬉しいです! (2020年5月24日 1時) (レス) id: 0170e44a0f (このIDを非表示/違反報告)
小さな虫(プロフ) - Kanonさん» ありがとうございます!これからも頑張らせていただきます!設定、気に入っていただけたなら光栄です。kanonさんとは気が合いそうですね! (2018年9月8日 11時) (レス) id: 550c0109ec (このIDを非表示/違反報告)
Kanon(プロフ) - 題名見て面白いの確定、内容見て面白さが倍、自分が大好きな設定です! (2018年9月5日 18時) (レス) id: 08adac8b7f (このIDを非表示/違反報告)
小さな虫(プロフ) - レミさん» 有り難うございます!頑張ります! (2018年3月28日 21時) (レス) id: c5c31ad411 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:小さな虫 | 作成日時:2018年1月31日 18時