元マフィアの柱さん。【文豪ストレイドッグス】【鬼滅の刃】

34話 【倒さなくちゃ】 ページ35

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Aside






『はぁ...はぁ...よし、もう居ないね...』








私は全ての鬼を斬ることができた。


...亮介くんを庇って傷をつけられちゃったけど。









亮｢お姉ちゃん！｣




『っ...大丈夫だよ。もう鬼はいないから安心してね。私はさっきの小屋に戻るから、君は山を降りて？』




亮｢...！うん、ありがとうお姉ちゃん！｣







そして、亮介くんは山を降りていった。



...よかった。





『っ痛...意外と深いなこの傷...』






まあでも、このくらいの傷は前の世界では日常茶飯事だったから平気平気。




さて、早く甘露寺さんのところへ向かわないと。









◇◇◇









『っ甘露寺さん！！』






小屋に戻ると、甘露寺さんも猫八も疲れているようで。






甘｢Aちゃん！ありがとう、もうすぐで倒せるわ！｣




猫｢っ...いいや、倒されるのはそっちだね！！｣




『よかったです甘露寺さん、手伝います！猫八、寝言は寝て言いなさい！！』






よかった、もう少しで倒せる。






甘｢っきゃあ！｣






すると甘露寺さんは小屋の床がズレて段差になってしまったところに足を引っ掛けてしまった。






猫｢！！｣






するともちろん猫八は甘露寺さんに攻撃をしようとする。







『っ甘露寺さん！！』









どうしよう、このままだと間に合わない。



いくら足が早くても無理な距離だ。









っああもう！！







『異能力！！【雪国】！！』






甘/猫｢｢...！？｣｣







私は異能力で甘露寺さんと猫八の間に氷の大きな壁を作った。






『っよし...覚悟しなさい猫八！！』




猫｢...あぁそうか、君は“異能力者”だったね...っ！｣







私は猫八の首に刀を当てた。




もう倒せる！！









...もし、ここで猫八を倒したら、私は元の世界へ帰れる？




でも、そしたら師範や炭治郎に禰豆子ちゃん、鱗滝さんに善逸くん、甘露寺さんに伊黒さん...みんなに会えなくなっちゃうの？








...嫌、だな。でも、倒さなくちゃ。








『っぁぁあぁあ"あ"！！』








刀に力を込める。







『雪の呼吸 伍の型 雪魄氷姿！！』







私は、猫八の頸を斬った。









猫｢な...っ！｣








甘｢す...凄いわ！やったねAちゃん！｣






『は、はい！』









___あれ、









猫八の頸を斬ったのに、









元の世界に戻らない...？

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