文豪たちの観察日記 三冊目 【文スト】

地味で不細工な夢主がイメチェンして街を歩いていて、文豪に会った日。その2*怜希様リク* ページ23

文豪は夢主だと気づいていません。


中島敦
「今の人、お洒落だなぁ…。」
可愛くてお洒落な人がいたとしか思いません。でもふと違和感。
あの髪型の人、どこかで見たような…?あれれ?←



太宰治
「そこの可憐なお嬢さん。良ければ私とお茶にでも！」
美人がいたらまずナンパするのは彼のポリシーですね。
ところが太宰さん、みっともないですよ。と貴女に一蹴。そこで気づきます。貴女だったと。



江戸川乱歩
「…ふんふーん。」
鼻歌歌って通りすぎただけ。でも本当は気づいていたのかも…?
真相は闇の中ですが、彼が面食いではないことがよく分かりましたね。



芥川龍之介
「…中々の美女だ…。」
素直に美人だと思いました。ところが貴女だとは知りません。
貴女は後ろを振り返ります。彼に気づいてもらいたかったんですね。



中原中也
「あーあ、俺もあんな美人が恋人にほしいぜ…。」
彼は貴女が彼のことを後ろから見つめていることに気づいていません。
貴女はわざと彼の近くを通ったのですね。彼のことが好きだから。



ドストエフスキー
「…早くしないと遅れますね。」
貴女との待ち合わせに遅れると急いでいます。
二人とも行き先は同じで、彼は貴女の近くにいたけど、気づきませんでした。



ゲスト

国木田独歩
「…次の予定は…。」
仕事で頭いっぱいすぎて気づいていません。
でも、彼が好きなのは普段の貴女です。自然な姿が一番ですよ。



末広鐵腸
「あんな可愛い人がいるのか…。」
可愛いなーぐらいにしか思っていませんが、帰った後にむむむとなります。
そういえばあのネックレス、前に自分が貴女にプレゼントした奴じゃ…?

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