○ 忘れてく ページ5
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そういった智は、今更あたしなんか眼中にあるわけもない
あの日から数日間....
ショックの中で、あたしは微かな希望を持って過ごしていた
全部冗談
全部嘘
智があの出来事を否定してくれるのを期待してた
あれだけ傷つけられておいて自分でも信じられなかった
でも、どこかで信じたかった
あんなことをする人、言う人じゃない
そう...信じたかった....
でも、智はあたしの期待するアクションを起こしてはくれなかった
いつも近くにいるのに、話しかけてくれることもなかった
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1日...また1日....
日が経つにつれ、微かな期待は薄れていった
それと一緒に、そんなことを待っていた自分が余計むなしく感じられた
マンガのような思わぬ展開なんて、あたしには起こらなかった....
公「Aっ！帰ろ？」
「あ、うん...」
席にやってきた公佳の声に慌てて立ち上がる
公「...大丈夫？」
あの出来事があって公佳の口から、「大丈夫？」が多くなった
あたしを気にしてか、余計なことには突っ込まない
でも、黙って話を聞いてくれた
事情を聞いた公佳は驚いた顔をして、「嘘でしょ？」を繰り返してた
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智がそんなことを言ったことが信じられないみたいだった
公「今日行くとこね、絶対A好きだと思うんだ！」
「...そうなの？」
公「うん、超種類あるしね、しかもおいしいの！」
元気のないあたしを、公佳はいつもの明るさで気遣ってくれる
今日はケーキの食べ放題に連れて行ってくれると朝から張り切っていた
こうやって...少しずつ、いつもの自分を取り戻していける....
公佳の優しさに感謝しながら、あたしは密かにそう思っていた
恋には別れがある
終わりがある
でも、友情にはきっと終わりはない
ケンカしたって別れはない
持つべきものはやっぱり友達
改めてそれを思わされた
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「え、藤堂って、Aのこと？」
帰ろうとカバンを手にした時だった
廊下からそんな声が聞こえた
ふと目を向けると、ドアの向こうで誰かと話す和也の姿
和「おい、A！呼ばれてんぞ？」
眺めるあたしに気づいた和也が、「来い、来い」と手招きをする
その横からひょこっと覗いた顔に、あたしはハテナでいっぱいになった
え...
なんで.......
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ゆき - 翔くんまさかの告白！！もうなんか翔くんとくっついちゃえって少し思っちゃいました笑 (2015年3月21日 15時) (
レス) id: 4f48c88a26 (このIDを非表示/違反報告)
みるきぃ(プロフ) - ゆきさん» はい！LDKを友達と見に行ったんですけど壁ドンの威力が...笑 (2015年3月17日 14時) (レス) id: 78e1f6332d (このIDを非表示/違反報告)
ゆき - 山崎くんかっこいいですよね！笑 (2015年3月15日 22時) (レス) id: 4f48c88a26 (このIDを非表示/違反報告)
みるきぃ(プロフ) - ゆきさん» まぢです笑 あの人猫みたいなとこありますよね笑 (2015年3月10日 16時) (レス) id: 78e1f6332d (このIDを非表示/違反報告)
ゆき - 大野くん。。まぢですかぁ。。。笑 (2015年3月6日 10時) (レス) id: 4f48c88a26 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みるきぃ | 作成日時：2015年3月2日 18時
