○ ゲーム感覚 ページ4
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最後の最後までいつもの調子を保ち、智はあたしの前から姿を消していった
______パタンッ
ドアが閉まって一人になると、部屋の中が不気味なほど静かに感じられた
ベッドに座り込んだまま、あたしはしばらく指一本も動かすことが出来なかった
目が覚めない
これは...夢なんかじゃない...
もしかしたら、またいつもみたいな悪夢を見てるのかもしれない
パニックの中、頭のどこかでそうも疑った
でも...違う
今見たもの、感じたもの、全ては夢なんかじゃない
はだけたブラウスを眼下に、あたしの目にはまた涙が浮かび上がった
あたしは...なんて最低な男に一瞬でも錯覚を起こしたんだろう....？
智のことを好きになってる
そう思った自分が馬鹿にしか見えなかった
みじめで、情けない
信じた分だけ、裏切られたショックは計り知れない
あたしは、新しい一歩を踏み出さないとって....
そう思わせてくれたのは、確かに智だった
なのに、全部...嘘だったんだ....
真っ暗で、明日の光も見えない
花を咲かそうと少しずつ膨らんでいたあたしの恋のつぼみは、涙とともにグチャグチャに散っていった
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あれから、気がつけば1週間が経っていた
朝起きて学校行って、ご飯を食べてお風呂に入って、毎日いつもと変わらないことをしてる
日々は淡々と過ぎ、何事もなかったように繰り返される
智とは、話してない
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「じゃあねー！」
放課後
続々とみんなが下校していく
あたしも自分の席で帰る支度をしていた
「智ー、また明日ね！」
そんな声が聞こえて目を向けると、クラスの女子たちが帰る智に手を振っていた
教室のドアに差しかかった智がその子たちに振り返る
智「おう、じゃあねー！」
相変わらずの王子スマイルで手を振り返した
あの日のことがあってから、あたしは智に一切近づかなくなった
何があっても近寄らない
見ない、話さない
それを徹底してる
智の方はというと、家でも学校でも相変わらず
あたしを避けるでもなく、かといって近づきもしない
普通のクラスメイトで、ただの居候
近くも遠くもない、そんな感じの距離を保ってる
思いっきり避けているこっちが馬鹿みたいな感じでもあった
あたしに近づいたのは...ただのゲーム....
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ゆき - 翔くんまさかの告白！！もうなんか翔くんとくっついちゃえって少し思っちゃいました笑 (2015年3月21日 15時) (
レス) id: 4f48c88a26 (このIDを非表示/違反報告)
みるきぃ(プロフ) - ゆきさん» はい！LDKを友達と見に行ったんですけど壁ドンの威力が...笑 (2015年3月17日 14時) (レス) id: 78e1f6332d (このIDを非表示/違反報告)
ゆき - 山崎くんかっこいいですよね！笑 (2015年3月15日 22時) (レス) id: 4f48c88a26 (このIDを非表示/違反報告)
みるきぃ(プロフ) - ゆきさん» まぢです笑 あの人猫みたいなとこありますよね笑 (2015年3月10日 16時) (レス) id: 78e1f6332d (このIDを非表示/違反報告)
ゆき - 大野くん。。まぢですかぁ。。。笑 (2015年3月6日 10時) (レス) id: 4f48c88a26 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みるきぃ | 作成日時：2015年3月2日 18時
