○ 出てけ！ ページ3
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まだまだ出足りない涙が、視界をにじませる
歪む視界に映ったた智はこっちを見て相変わらず微笑んでいた
どうして...あたしに近づいたの
好きになるなんて言ったの
抱きしめたりしたの
キスなんてしたの
優しくなんて.....したの？
あれは全部全部....嘘だったっていうの？
「.....じゃあ、今までのは.....なんだったの？」
もう、いっぱいいっぱいだった
ちゃんと言葉になったのかもよくわからない
ただ、
”嘘だよ”
”冗談だって”
”何泣いてんだよ”
そんな、いつも返ってくるような言葉だけを願ってた
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智「....だから、言ってんだろ？」
でも、
あたしは神様に見捨てられた.....
微笑んだのは...目の前の悪魔だった
智「.....ゲームだって」
止まりかけていたあたしの時間が完全に停止した
これが...この人の本当の姿.....
そう思った瞬間、限界まで引っ張られていた緊張の糸がパチンと切れた
「....あたしがいつ...アンタの事好きだって...言った？」
ひしひしと込み上げてくる、生まれて初めて感じる感情
怒りのような、悔しさのような、でも、それらとはまた違う感じがする感情
体の芯から震えが来る
それを止めようと、あたしの両手は勝手にシーツを握りしめる
智の顔をしっかりと見つめた
もう...二度と........
「好きになんてならないって言ったでしょ？！」
......騙されない
自分の出した声が、脳みそをガタガタ震わせた
智「....おー、怖ぇ怖ぇ.....」
智はそれでも動じない
叩きつけた挑戦状を笑って受け取るような、余裕綽々な態度
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智「あれ〜？じゃ、俺の自意識過剰だったってことか？」
挙げ句の果てにはそんなことを言って笑う始末
そんな態度に、あたしの火山は二度目の噴火を起こさずにはいられなかった
「もうっ！二度と近寄らないでっっ！大ッ嫌い！！」
ここまで来たらもう後には引けない
引くつもりもサラサラなかった
横に置かれた智のネクタイとブレザーを次々と投げつける
腹が立つことに智はそれを落とさず受け止めた
「出てって！今すぐ出てって！」
もう顔も見たくない
話したくもない
二度と関わりたくない
そんな気持ちを目に込めて強く睨む
すると智は、呆れ返った顔をしてあたしに微笑みかけた
智「わーった、わーったよ。出てきゃいいんだろ？」
スタスタとドアに向かって歩いていく
智「お邪魔しました」
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ゆき - 翔くんまさかの告白！！もうなんか翔くんとくっついちゃえって少し思っちゃいました笑 (2015年3月21日 15時) (
レス) id: 4f48c88a26 (このIDを非表示/違反報告)
みるきぃ(プロフ) - ゆきさん» はい！LDKを友達と見に行ったんですけど壁ドンの威力が...笑 (2015年3月17日 14時) (レス) id: 78e1f6332d (このIDを非表示/違反報告)
ゆき - 山崎くんかっこいいですよね！笑 (2015年3月15日 22時) (レス) id: 4f48c88a26 (このIDを非表示/違反報告)
みるきぃ(プロフ) - ゆきさん» まぢです笑 あの人猫みたいなとこありますよね笑 (2015年3月10日 16時) (レス) id: 78e1f6332d (このIDを非表示/違反報告)
ゆき - 大野くん。。まぢですかぁ。。。笑 (2015年3月6日 10時) (レス) id: 4f48c88a26 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みるきぃ | 作成日時：2015年3月2日 18時
