木登り修行 １ ページ25
「ありがとうございました。ボクはずっと再不斬を殺す機会を窺っていた者です」
「その面…、霧隠れの追い忍だな」
「あ…！」
「今度はなーによ、A」
「あぁ、いや、何でもないでーすっ…」
いや、イヤイヤイヤ！何でもありすぎるから！！？！
あれ白だよね！？
忘れてたけどあのお面ちゃん白だよね！？！？
あっぶなっ！！さっきの二の舞になるとこだった！
(この世界じゃ)有名人じゃないからな。名前叫んじゃったら警戒どころじゃないよね、死ぬわ。
追い忍の説明をしてくれるカカシ先生をじっと見ていたが、
先ほどアドレナリンで誤魔化していた脳内のふわふわ感が戻ってきたようで、視界が揺れる。
…あ。ヤバイ。倒れる。
「A！？！」
「…ぶか…！………しろ！」
沈み逝く意識の中、
ブラクアウト寸前の私が見たのは、必死で私に呼び掛ける大好きな仲間の姿だった。
マジみんな天使…
目が覚めると、知らない天井が広がっていた。
「どこだここ…」
何があったのか頭の中で必死に記憶を巡回していると突然ガラリと襖が開く。
おそらくカカシ先生辺りが確認に来たのかなぁと考え、ここがどこか聞こうと開かれた襖の方を見る。
「ん？あ！」
「あ、ナル…」
「Aが起きたってばよー！！」
追いてかれた！？！
「わ、悪かったって…」
ふんっ、許すか！ここがどこか分からなくて孤独だったんだぞ！
先ほど私を一目見たナルトは、直ぐに走ってどこかへ行ってしまったのだ。
一人になってキョロキョロしたら、カカシ先生が隣で寝てて
どんな状況！？！
ってめっちゃ焦ったんだぞ！！！
「Aが布団被って起きてくれない…」
「どうせお前のせいだろウスラトンカチ」
「んでだってばよぉ！」
「うるさい！ナルト！…ねぇA？大丈夫？」
「…………。」
さすがにこのままでいると関係ないサスケやサクラが可哀想なので…、
許してやるのは今回だけだぞ、と思いながら顔をあげた。
…ナルトはしばらく無視
「…………ちゅーか、なんでカカシ先生が寝てるの？」
「写輪眼の使い過ぎだって。そういえばAも再不斬を倒した後、気を失っちゃったの覚えてる？」
あー、うん、覚えてるよ、覚えてますとも。
「そんなに辛かったんなら早く言えってばよ。」
どの口が。
私は言ったぞ？アドレナリン出る前にこれヤバイやつかなって思って拒否したけど受け入れなかったのナルトだからね！？
なんかブラック企業に勤めた新入社員の気分だ
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お姫(プロフ) - かえさん» 何度も読み返していただけているだなんて…！神ですか！！嬉しいお言葉ありがとうございます！かえ様のコメントで頑張ろうと思えます！不定期更新ですが更新ペースあげられるように頑張りたいです。これからもどうぞ応援のほどよろしくお願いいたしますm(。≧Д≦。)m (2017年11月14日 15時) (
レス) id: efcc5b1388 (このIDを非表示/違反報告)
かえ - この作品大好きです。何回も読み直しました！更新頑張ってください！！応援しています！！ (2017年11月13日 16時) (レス) id: ad74bb0de7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：お姫 | 作成日時：2017年8月30日 0時
