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「…んっ、」

カーテンの隙間から光が差し、その光で私は目が覚める。昨日終わった後疲れすぎて寝落ちしてしまったらしい。

「んー」

私は背伸びをし、朝食を作るため、ベッドから出ようとした。が、

「んっ!?」

ばぁうくんから腕を掴まれ、ベッドへと連れ戻されてしまった。

「もうちょっと一緒に……」

ばぁうくんはそう言ってまたスースー寝息を立て始めた。普段はあんなにかっこいいのに寝顔はこんなに可愛いとは反則だ…。
私は1番伝えたかったことを思い出し、口を開く。

「ばぁうくん、生まれてきてくれてありがとう」

私はそう言って唇にキスを落とした。

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作者名:なゆた | 作成日時:2023年3月7日 0時

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