目覚め ページ4
___朝
目を開くと幾度となく見ている天井が。
昨日の事は夢…だったのだろう
就活中と評したただのニート生活。
この状況に嫌気が差しているのは確かだが彼処までアグレッシブなことは望んでいない
朝食を食べ一息つく。
夢に知らない人物が出てくるのは初めてだったと記憶に残っているうちに思い返していると、
滅多に使われない私の部屋へ繋がる呼び鈴が鳴った
宅配だろうと思い躊躇うことなく扉を開くと
「お、開いた」
「警戒心強そうだったんだけど、意外」
夢に出た少年と白髪が居た
条件反射で扉を閉めるが五条の足が玄関のタイルに滑り込み_
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『…帰ってください。不法侵入です』
成人男性の力に到底及ぶ筈がなく。流され、男2人を部屋に上げていた
五条「まあまあそう言わずに、ね?」
少年「せんせー、本題」
と周りを見渡しながら少年が言った。
辞めろ…人の部屋はジロジロ見るものでは無い
五条「そうそう、昨日の事について聞きたい事があってさ」
『昨日?アレ夢じゃ…』
五条「ざーんねん。君が言うところのアレは紛れもない事実だ」
そう言い目の前の男は肩を竦めて笑う。…1mmくらい頭にきた。
少年「五条先生こういうとこあるからさ…」
と少年が笑う。此奴が先生となると君も苦労しているんだなと同情の目を向ける
五条「見たところちゃんと覚えてるみたいだからさっさといこう。
君が連れ去られた後のことについて教えて欲しいんだよね」
即ち五条に問い詰められた後…?確かに目の前の男がここまで帰してくれるとは思えない
自分で帰った…?いやそれ以前に誰かと話した覚えがある
ただ誰と話したのかが思い出せない
『…わかりません』
五条「うーん。なら無理矢理にでも」
_思い出してもらうよ
至近距離で吐き出されたその言葉を最後に再び私の記憶はシャットアウトされた
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作者名:慎 | 作成日時:2020年11月14日 14時