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京都姉妹校交流会 ページ17

曇りの無い青い空。今日は交流会当日。虎杖のサプライズ登場と私の実力測定試験?がある。
伏黒から聞いた話だと交流会は昨年勝った高校が会場となり開催するらしいが...



『野薔薇の格好(コレ)は完全に...』


真希「...京都旅行へ行くつもりだな」



野薔薇「なっ、なんで皆手ぶらなのー!?」


パンダ「オマエこそなんだその荷物は」


野薔薇「何って...これから京都でしょ?」


キャリーケースに手提げの中には京都の観光雑誌...かなり楽しみにしていたのが伺える


野薔薇「京都()姉妹交流会...」


パンダ「京都()姉妹校()交流会だ。東京で」



叫ぶ野薔薇に苦笑いを零す
それから話題は昨年の交流会へと変わった。どうやら乙骨とやらの圧勝だったらしい
解呪前_?と疑問を浮かべる内に目の前には見知らぬ面々が


「あらお出迎え?気色悪い」


野薔薇「うるせぇ早く菓子折り出せコラ。八ツ橋くずきりそばぼうろ」

狗巻「しゃけ」

「腹減ってんのか?」


どうやら野薔薇と緑髪の彼女、顔見知りらしい。強面なこの男もか?
事前に生徒の情報くらい教えておいてくれよ、と1番詳しそうな伏黒に一通り問う

先刻の彼女は禪院真依、真希の妹か。体格の良い彼が東堂葵。この場で1番強い一級術師とのこと


「怖...」

この小柄な少女_いや同い年の女子、西宮桃。


「乙骨がいないのはいいとしテ1年3人はハンデが過ぎないカ?」

ロボだロボがいる!!と叫ぶ野薔薇は置いておき_究極メカ丸。
彼の身体は一体どうなっているのだ...?気になるところである


「呪術師に歳は関係ないよ。特に伏黒君、彼は禪院家の血筋だが宗家より余程できが良い」

西宮同様、三年の加茂憲紀。御三家?の一つ、加茂家の嫡流とやらだそうで


真依「チッ」


加茂「何か?」


真依「別に」


「まぁまぁ...二人共、落ち着いて下さい」

控えめそうな彼女が二年の三輪霞。


「はーい、内輪で喧嘩しない。まったくこの子らは」

この女性は_服装を見る限り引率の庵歌姫だと断定する。



色々と個性的な京都校の顔ぶれを見るに此方が霞んで見え_ることは無いな。
我が東京校の顔を一瞥した後、交流会なのだから同い年の彼らとは仲を深めたい、と思う



庵「で あの馬鹿は?」


パンダ「悟は遅刻だ」


真希「(バカ)が時間通りに来るわけねーだろ」


伏黒「誰もバカが五条先生のこととは言ってませんよ」


頭が悪そうという点は酷く同感である

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作者名: | 作成日時:2020年11月14日 14時

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