月見草。２ (ページ3)

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MooN３０ページ3

｢どう！？この冷やし中華!!結構自信あるんだけど｣

目をキラキラさせながらグッドを手で作る潤くん。

潤くんは甘酢醤油スープで私はゴマ。

最初はこの前の立川美晴のことがあって心配したけど、いつも通りで安心した。

潤｢冷やし中華食べないと夏始まった気がしないよね｣

｢わかる～。そういや今年ゴリゴリ君アイスに冷やし中華味が出るらしいよ？買おうか？｣

ふざけてそう言うと、全力で拒否されて。

潤｢そんな言うならAが食べてみれば～？｣

｢え、嫌だよ。絶対美味しくないもん｣

潤｢なんでそれ俺に勧めんだよ｣

またツボったのかまた笑い出して。

｢潤くんツボ浅いんだね意外と｣

潤｢違うよ。Aが面白いからだよ
あーこーゆーノリやっぱ好きだわ。｣

ーっ。

す、好きだわって心臓に悪い！

ホントその笑顔で言われたら勘違いしたくもなっちゃうよ。

潤｢この店どこで見っけたの？すんげぇ美味いんだけど｣

｢この辺で最近仕事してて見つけたの。｣

そう言うとあっ！って思い出したように携帯を取り出して。

潤｢Aって弁護士だよね？｣

｢へ？あ、うん。そうだよ。｣

潤｢お願いがあんだけど｣

お願い……？