【まふまふ×luz】幼馴染たちは立派に成長してました。【歌い手】ver.２

42≫幼馴染たちの話 ページ7

「やっぱ、そこ気になるよねwうんいいよ、教えてあげる
でも、教えたことは本人たちには言わないでね？」


「はい」



私はドキドキしながら天月くんの次の言葉を待つ。
やがて天月くんは、口に手を当て小さめの声で話し始めた。



「２人とも似たり寄ったりのことを僕に話してきたのを覚えているよ


まずは、幼馴染であること
次は、昔は仲が良かった、でも今は違う―…って今は仲が良いよねwしょーがないよね、これ聞いたの結構前だからね
それに、歌が上手いこと
あとは、面白い子だということもね

――あ、意外に真面目で芯の強い子だとも言ってたかな」



わわわわわわわまじかぁぁぁぁぁぁぁ。
なんか、照れることまで言われてるね、恥ずかしくなってきたぁぁぁぁぁぁ。

なんでそんなこと天月くんに話してるのよ。そして、なんでそんなこと天月くん覚えているのよ。




「ま、とにかく褒めていたかな」


「私、褒められるような人間じゃないんで!!天月くん勘違いしないで!!」




恥ずかしさの余り、両手でニコニコ笑っている天月くんの(首元を掴もうとしたが届かなくて)胸元を掴み叫んでしまう。


後から、相当な失態をしたんだと反省した。

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