【まふまふ×luz】幼馴染たちは立派に成長してました。【歌い手】ver.２

37≫居眠り ページ2

今の授業は、“現代文”。
先生は文章を読んでいる、多分。マジ私には子守唄にしか聞こえません。
ウトウトしながら授業を受けてみるけど、頭の中に何も入ってこない。

授業受けている価値なくね!?と思ってみる。

そこから私は起きて真面目に授業を受けるなんてそんなことはあるはずなく、机の上に腕を起き突っ伏した。



さぁ、子守唄を聞きながら寝よう!!!!



*



起きたのは、次の授業中だった。

確か、現文の次って…“公民”だ……。



「おーおー、やっとお目覚めになったかーお嬢様ー」



気付いたときには既に遅し。
公民の先生が30センチ定規を肩にポンポンさせながらお出ましだ。



「よくもまぁ気持ちよく爆睡されてましたなーお嬢様ー」



この先生は自分の授業を聞かない生徒には容赦がないと有名な先生で、私も今までは寝たことがなかった唯一の授業だった。
まさに鬼がそこにいた。



そこから授業は後ろで立たされ、放課後に先生の雑用係になるというペナルティーがかせられることになった。

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