検索窓
今日:23 hit、昨日:2 hit、合計:58,717 hit

#048.Ω×β×α 4 ページ19

「…教授、ハメましたね。」





「ごめん、ごめん。」


反省する気ゼロの教授は、ふらっと何処かへ出かけて行った。




「あれ?及川くん、もう日焼けしちゃった?」




頬が赤くなっている及川。




「Aちゃん、可愛すぎ…!」


「わっ!」



Aに抱きつく及川。






「…ありがとう。オレを助けてくれて…。


あれから、嫌われたと思ってたから…。」






「…あの時は…なんて言ったら分からなくて…。

それに…国見くんと分かれたら、及川くんの秘密がバレるし…

どうすればいいか…悩んでて。」







初めて、こうしてAの心境を聴いた及川。


思わず、頬が緩む。



「好きだよっ!A!」



「にゃっ!!」




また、強く抱きしめた。






「おーい、そこの変態大王様。Aを離しやがれ。」



黒尾の登場。



「命の恩人に感謝しきれないよなぁ?クソ川。」


キャラ崩壊中の岩泉。




後、美人の彼女を持つ及川を妬む敵達。





「楽しもーぜ!!」



「「おーーー!!」」





誰かがそう言えば、皆走り出した。




「行こっか。A。」


「うん。」









______________________________________




「作戦パート2行きます!」


「「らじゃー。」」




ギャルの密会。



彼女達も、ビキニ姿で決めている。







「沖に流そう作戦!」


「そう、でうちらが助けんの!」


「かーらーの、謝らせる。みたいな?」




作戦はこうだ。


浮き輪を流れる。

それを発見するAA。

浮き輪が波に流されているのを発見する。

取りに行く。

溺れる。or 流される。

ギャル達が助ける。

謝らせる。←





……だそうである。






「作戦開始♪」


沙美田シュリの合図でスタートした。









「あ、浮き輪が流されてる。」




「…及川くんも沈んでるね。影山くんも沈んでるし…。」






医学部三年組は、海を観察していた。




「Aの出番だな、エース。」


「黒尾はそう呼ばなくていいの、バレー部なんだから…。」




そういって、海へと突き進んだ。




物凄い速さのクロールで、浮き輪を確保。


そして、戻ってきた。







「…速っ。十秒も経ってねぇのに。」

「それは言い過ぎ。」



実は…



AAは、中学の頃はバスケ部。

高校の頃は、水泳部で自由形全国4位である。








「…くっ!作戦失敗!」




影で見ていた沙美田 シュリは悔しそうだ。

#049.Ω×β×α 5→←#047.Ω×β×α 3



目次へ作品を作る
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (136 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
241人がお気に入り
設定タグ:ハイキュー , オメガバース   
作品ジャンル:アニメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:色葉怜 | 作者ホームページ:http://uranai  
作成日時:2014年12月31日 22時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。