２３＿ ページ26
、
＿＿＿＿＿＿中二、、、春休み。
、、、ゴホゴホッ
＿＿＿＿＿＿ガチャッ
母「しゅーーん、Aちゃんがお見舞いに来てくれたわよ〜」
伊「ゲホゲホ、、、、、、は？」
はい。只今絶賛、風邪＆熱で寝込んでます。
あの日の後でさえ、風邪を引かなかったのに何故、今、、、;;
母さんがいなくなると、「俊にい〜」と扉の影からヒョコっと顔を出した、A、、、
貴「、、、大丈夫？家からメロンとか持ってきたよ？」
そう言ってメロンの入ったビニールを前にかざす。
伊「待って、A、、、入っちゃダメ」
オレは少し咳をしてから、ベットから上半身を起こす。
さすがにうつすわけにはいかない。
貴「大丈夫だよ、うつったりしないから。
それにおばさん、今日出かけて俊兄一人でしょ？
心配だもん」
二ヒヒッと笑う彼女。
オレが何を言いたいか分かってそう答えてる。
幼馴染の歴は伊達じゃない。
そして、つい少し気を許してしまうのだ。
伊「、、、ほどほどにね、、、？」
オレはフッと微笑んだ。
貴「うん。俊兄は気にせず、寝てて？
私、お粥作ってくるね〜」
そう言ってバタバタと部屋から出ていった。
次で中二の、年の割にはしっかりしている女の子、、、
フー、、、とため息を一つ漏らして、だるい体をバタッと後ろに倒した。
、
、、、あの日以来、ずっと考えている。
オレは、、、Aをどうしたいんだろうか？
確かに、最初は、、、いや、今も継続で「妹」としての関係を望んでる。
だけど、最近、、、あの子を見るたびに、自分の中で何かが疼いている。
自分でもさっぱりだし、当然、誰かに聞くような馬鹿な真似もしてない。
今までの経験ではない、不思議な感覚を持っている、、、
もし、
もし、、、Aが思いを告げてきたら、、、
実は、今年のバレンタインの時も彼女の告白をいつも通り、流してしまった。
Aは笑ってたけど、帰って泣いたんだろうなぁ、、、
次の日、目が腫れていたから、、、
、
このまま、あの子を傷つけっぱなしでいいんだろうか、、、
そう考えながら、ゆっくり目を閉じた。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 196人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「黒子のバスケ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ユズキん(プロフ) - ツバサさん» ほんま下手やから！（ ; ; ）でも、ありがと〜(*^^*)確かに伊月先輩はおったら一目惚れするww (2014年4月4日 20時) (
レス) id: 186a2c6212 (このIDを非表示/違反報告)
ツバサ(プロフ) - かっこいい!!こんな人がいたらまじで恋するw上手いよ(*^^*) (2014年4月4日 18時) (レス) id: 068f254519 (このIDを非表示/違反報告)
ユズキん(プロフ) - ツバサさん» 伊月先輩ってほんとかっこいいよねー（≧∇≦）中学生なんやけど、、、汗←いや、上手ないって！;^_^A (2014年4月4日 18時) (レス) id: 186a2c6212 (このIDを非表示/違反報告)
ユズキん(プロフ) - ショコラティア@ﾎﾞｰﾄﾞ見さん» コメ、ありがとーございます！( ^ω^ )はい、もう少し待ってて下さいね〜？ (2014年4月4日 18時) (レス) id: 186a2c6212 (このIDを非表示/違反報告)
ツバサ(プロフ) - 伊月くんイケメソォ!!!!ちょっと大人な感じだね(//∇//)ユズキん絵うまし!!w (2014年4月4日 12時) (レス) id: 068f254519 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ユズキん
| 作成日時：2014年2月5日 21時
