烏野の天使 II 【ハイキュー】

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ん〜、よく寝た。

バス移動中、ふと目ざめた時。時刻は東京到着予定時刻からだいたい30分前だった。

んー、30分もあれば寝れるけどぜんっぜん眠くない！暇だ！


夕先輩、起こしちゃおっかな…

なんて、働かない頭でこんな迷惑なことを考えた。

つんつん、

A「夕せんぱーい、寝てます？」

と、小声で話しかけても、起きる気配はない。

A「西谷夕せんぱーい、」

まぁ、フルネームで呼んだところで特に変わりはないけど…笑

西谷「…」

お！目開きそう！

そして夕先輩が起きた瞬間

西谷「そうやって煽んの、やめてくれ…。」

______________________
西谷side

西谷「…ん、」

バスで目覚めた頃、時刻は東京までおよそ30分ほど、といったところだった。

ぼーっとしていたその時。

A「…んっ」

隣の天使が目覚めた！？

なんもやましいことしてねえけど、俺は寝たフリをした。

薄目で天使を見ていたら、色々考える素振りをしてて可愛かった。そして美しかった。

生きててよかった…

合掌ポーズをしようとしたが、何やらこっちに振り向いて、

"つんつん"し始めた

ん゛かわいい…！！！！

A「夕せんぱーい、寝てます？」

でも、このままじゃ俺が持たねぇ…

A「西谷夕せんぱーい、」

西谷「…」

西谷「そうやって煽んの、やめてくれ…。」

A「え、せんぱい？」

西谷「そうやってると俺、どうにかしちまいたくなるから…」

A「あ、そうですよね…普通に考えて先輩につんつんだなんて！」

西谷「ちげぇよ…そんな可愛いことされると俺の理性が持たねぇから…」

A「あ、///(そんなかっこいい目で見つめないで欲しい…！！)か、かわいい…」

西谷「まぁ、つんつんは俺の特権ってことで！」

A「わ、分かりました！」

東峰「あ、俺にもつんつんしてくれても全然いーよ…」

西谷「ちょっ！？邪魔しないでください旭さん！」

A「ふふっ笑」

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