犯罪ファイル38 接近注意 ページ41
「で、これからどうするか」
そういったのは、宮地だった。本来なら部活中、真面目な桃井が部活に来ないことがあれば怪しむだろう。しかもこのタイミングだ。
相手の警戒心が高まるに違いない
桃井はこっちに入ったとはいえまだ素人なあげく、桃井の仕事は情報全般をまかすつもりだ。
こちらの潜入とかの仕事はさせるべきではない、というのが今吉の思考だった
だが、女というものは変な所で肝が据わっているもので桃井はこういうのだ。
「私!マネージャー続けます!」
「なんでだ、あぶねーんだぞ?」
宮地が諭すように言っても桃井は首を降る
「けど、私、皆に早く、あの時の笑顔に戻って欲しいんです、みんなのこと大好きだから」
「それは、人を何人も殺しても?」
風上の言葉、とてもそれは重いものだ。
人というものは図りきれないから
「はい...大好き」
そうやって皆の目をみた桃井、そこには絶対に譲らないという精神があった。今吉は、ふ、と笑って3本指を立てた
「ええか、桃井さん。約束や。
1、学校にいる時できるだけ高尾とか風上の側にいること
2、普段は必ず形態、レシーバ、とこの耳につける小さな通信器具をつけたうえで、ナイフを所持していること
3危ないと思ったらすぐ逃げることや」
わかったな?と今吉が念を押すと桃井はゆっくりと頷く。そして、桜井に連れられて器具の説明を受けに行った
「高尾、風上、」
今吉が2人の名前を呼び終わると会議をやめてそちらへ向く
「桃井のこと頼んだで」
そんな当たり前なことをいう今よしに
もちろんだ、とふたりは答えたのだ
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奏 - 続編、楽しみに待ってます!頑張ってください!!(`・ω・´)ゝ (2016年8月23日 22時) (レス) id: c364021282 (このIDを非表示/違反報告)
黒崎洸@キノコセンセ(プロフ) - *+茉鈴+*さん» ありがとうございます! (2016年5月4日 0時) (レス) id: 8a5e5524d2 (このIDを非表示/違反報告)
*+茉鈴+*(プロフ) - 待ってました!!これからも更新頑張って下さい! (2016年4月29日 22時) (レス) id: 707e134850 (このIDを非表示/違反報告)
黒崎洸@キノコセンセ(プロフ) - こぱどんさん» 本当ですね!ありがとうございます。是非見せてもらいます! (2016年4月29日 20時) (レス) id: 8a5e5524d2 (このIDを非表示/違反報告)
こぱどん(プロフ) - 警察名簿の年齢という漢字が間違っていますよ(汗小説すごく面白いです!高尾おお!wあとテキトーにポケモンと黒バスの小説やってるのでよかったら見てください(*^◯^*) (2016年4月26日 21時) (レス) id: a6b7decf98 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:桜井すぅ x他1人 | 作成日時:2014年5月16日 18時