【黒バス】うちのお兄ちゃんちょっと変なんです

木吉センパイごめんなさい。 ページ49

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私、黒子A。

只今絶賛受験勉強中なのです。

女バスも無事引退し、主将(実はこいつが
竹田さんの後を継いだ。)

やっとのんびり出来る、と思ったらこの
ザマだ、ケッ。



「うわぁーあ。高校どうしよ。」

「そういえばAは高校どうするんですか？」

「あ、お兄ちゃん。居たのね。」

こんなことはもう日常茶判事なのでもはや
誰も驚かない。


「うーん、偏差値的には秀徳行けんだけどさぁ、
　緑間君と前髪パッつん野郎が居るじゃん。
　あと校舎ボロボロだし、女バス弱いし。
　そう考えると……」


「ブッフォッ、ゴホッゴホッ！フェッ！！




　……え？イマナンテイイマシタ？」


お茶を吹いた兄貴がお茶を拭きながら
凄い形相で聞いてきた。


「え？だからぁ「A偏差値60以上
　あるんですかどこにそんな脳みそ
　持ってたんですか普段バカなのにバカなのに」

「会話被せんな、そして軽く侮辱すんなバカ。」


「…普段より【バカ】の重みが違う気がします。」

「違う気がするんじゃなくて違うのこのアホ。」


シーーーーーーーーーン


謎の沈黙。え、これ私が喋った方が良いの？
てか何で私が気ィ使ってんのよ、悪いのは
兄貴なのに。


「A。誠凛はどうですか。」


「え、何故に誠凛？」

「女バスが強いです。」


「嘘つけあほんだらぁぁぁ！！
　私知ってんかんな、女バスが誠凛に無いくらい。」


「今年出来ますよ。」


え、初耳なんですけど。


「男バスだけじゃあれだろうって木吉先輩が。
　最後に残してくれたものです。
　うっ、木吉先輩………………。」


あの、私これ行かなきゃ死亡フラグ立っちゃう
パティーンだよね、確実にねちねちとした
嫌がらせを受けるよね絶対。



「分かった！行く！行くから！


　本当に出来るんでしょうね女バス。」

「はい。」

いつもの真顔に戻った兄貴に何か違和感を
感じたものの、誠凛なら面接対策をすれば
確実に行けるので取り合えず安心。









兄貴が密かに笑ったのも知らず。









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「んなもんあるわけないだろバァカ！！」

大好きです、皆さん！→←こんなものいりません。

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