【黒バス】うちのお兄ちゃんちょっと変なんです

NO！としっかり言える心を。 ページ46

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「お兄ちゃんは何でまた拾ってきちゃうかなぁ！」

「だって落ちてたんですもん。」

「アンタは落ちてる物は何でも拾ってくるんですか
　ホームレスか！拾ってきたら戻せなく
　なるでしょ！」

「でも…落ちてました。」

「だからぁ！」




久しぶりに険悪ムードな理由は兄貴がまた
犬を拾ってきたから。


でもうちはすでに二号がいるし飼えないことを
知ってて連れてきたので私がぷっつーんと
きたわけです、はい。





「いい？お兄ちゃん。ダメなことは自分に
　しっかりNOと区切りをつけなきゃダメ！」


「はぁ。」

「何でもかんでもYESってほいほい許しちゃダメ！
　いい？って聞かれてもNO！って
　はっきり言わなきゃ！いい？」

「NO。」

「ぶっ殺されてぇのかテメェはぁぁ！！！」









その後犬は引き取り先に連れていかれ兄貴はｰｰ









「おい！黒子。お前今日の試合最初っから
　出ろ。いいな？」

「NO。」

「殺すぞ黒子？ちょっと表でろや(ﾆｯｺﾘ」

「日向ぁぁぁぁぁ！！！」









………私のせいでは無いぞ。断じて。

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