【黒バス】うちのお兄ちゃんちょっと変なんです

分かんないよ、もう。 ページ45

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「………はっ！！」

目を覚ますと大木、ではなくベッドの上に
寝かされていた。


「……？？」

「気付きましたか。」


ばっ、と声の方へ振り向くとお兄ちゃんが
呆れた顔で座っていた。


「青峰君が爆笑しながらAをここまで
　運んできてくれたんですよ。」



………何故だろう、感謝の気持ちどころか
殺意が芽生えている私。

あ、でもアイツ私のことお姫様抱っこして…「お神輿みたいに担いで来ました。」




「こぉんのアホ峰ぇぇぇぇ！！！」



テメェ人のことハメた上にレディファーストも
ないってか、あーそうですか、いっぺん死ねっ！


「………あ！！」

騒ぐ私を呆れた顔で見ている兄貴の顔を見て
私はあることに気づいてしまった。

「お兄ちゃん、主将と虹村先輩どうなった？」


「…………それ聞きますか？」

「遠慮しておきます。」




なんか聞くなオーラを出していたため結局
二人の進展も分からぬまま、今回の肝試しは
幕を閉じた。









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……あとから聞いた話によると虹村先輩は
ボロボロになって主将をお姫様抱っこして
出てきた挙げ句、目を覚ました主将に
回し蹴りされたらしい。




アーメン。

NO！としっかり言える心を。→←怖くなんかないそうです。

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