【黒バス】うちのお兄ちゃんちょっと変なんです

１つ賢くなりました。 ページ14

「黒子、貴様何も分かって無いのだよ。
　妹、絶対にこっちの方がいい。」


え。


「いや、絶対にこっちの方が良いです。
　緑間君の目は節穴ですか。」

え。


「ククッww、マジでウケる。」


笑って無いで止めろよ。前髪パックリ野郎。



どうしてこうなったあああ………



〜遡ること30分前〜


「ハァ、ハァ、やーっと着いたぁ。」

「Aがバカデカい声出すから…」

「出させたのは誰だ殺すぞオラ。」

「すみません。」


人々の目を避けるため全力疾走して
スポーツ用品店までたどり着いた私達は現在バッシュ物色中。


すると、


「黒子？」



「……緑間君どうも。」


…oh、厄介なやつが来てしまったyo！


兄貴と緑間君の微妙な雰囲気が漂うなか、

緑間君の隣にいた男が口を開いた。




「あっ、黒子じゃーん。隣は誰？
　あ、兄弟？似てるねー瓜二つだよ。」


コイツKYか？KYなのか空気察しろ。

そして、


「「360度どっから見ても似てない。」」


「高尾君、僕への侮辱行為ですか。
　人をおとしめようとするなんて最低です。
　人間のクズです。」


「どーこーが似てるんですか？
　バカ兄貴と一緒にしないで下さい。
　この人目ぇ死んでるし、ポーカーフェイスだし
　若干腹黒いしなにより……」


「「僕/私の方が絶対バスケ上手いです。」」


「……実を言うとどっこいどっこいだがな。」

「緑間ァ黙ってろ。」


「妹ちゃん、味があるねーwww」


「A良かったね。高尾君に貰ってもらえばw
　どうせ貰い手いないだろうから。
　媚び売っとくなら今の内だよ。」


「うっさい！前髪パックリいってない奴に
　貰ってもらうわっ！」

「ひっでぇw」


「………ところでお前達は何の用なのだよ。」


「バッシュ買いに来たの。」


「俺達も！考えが似てるねー。」


「緑間君、何なんですかこのイラッとくる
　生き物は。」


「……じき慣れる。」

「ひっでぇw」


「さっさとバッシュ買って帰りますよ。」


「了解」
.
.
.
.
「これで良いんじゃないですか。」


「んー、それが無難かな。よしそれに……」

「待つのだよ。絶対にこれが良い。」

「あー、確かにそれもいいかも……」


バチバチバチ！


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「黒子、貴様何も分かって無いのだよ。
　妹、絶対にこっちの方が良い。」


「いや、絶対にこっちのほうが良いです。
　緑間君の目は節穴ですか。」


今日来て分かったこと。



もう兄貴とバッシュは買いに行くの止めよ………。

クーリングオフでさようなら。→←服は人柄を表すものです。

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