男装少女に恋した王さま。【月永レオ】

11話 ページ12

瀬名「ところでかさくーん？」

司「は、はい！なんでしょう？」
と後ろに買ったお菓子の袋を隠す司君

瀬名「その後ろに持ってる袋は何かなぁ〜？」

司「な、なんのことでしょう？…」

サッと袋を司君から取り上げた瀬名さん

司「あっ!…司のsnackが……」

瀬名「まーたこんなに買って〜小太りアイドルになっても知らないよぉ〜？

だからこれは没収ー。」

A「ちょっと待った！！
そ、それは俺のお菓子なんです！
瀬名さん誤解させちゃってごめんなさい！」

瀬名「明らかに嘘ついてるよねぇ？目が泳いでるけどぉ？」

A「ギクッ……」

瀬名「その様子だと図星ってことだよねぇ？
これは返さないよぉ？」

司君と目を合わせた私達は

司・A「限定品なんです…ダメ/でしょうか？/ですか…？」

瀬名「っ…そんな可愛くねだってもダメなんだからねぇ…」

しゅんっと落ち込む2人

瀬名「わ、…わかった…今日だけ特別なんだからねぇ…分かった？」

パァァァっと顔をキラキラさせる2人

司「分かりました！！瀬名先輩！！」

A「了解です！！瀬名さん！！」

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