親子揃って降谷零を好きな件について。《 Second 》

Episode 51 ページ2

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降「おい！今、現状どうなっている！！」

風「ダメです！！
あいつら回線をシャウトしたみたいで繋がりません！！」

降「チッ！こっちの存在に気づきやがったのか！
奴らの所在は大丈夫だ！
GPSを仕掛けてある！

おい！ここ担当してるのどこだ！」


「はっ！俺たちです！」
降「行くぞ！絶対、取り逃がすな！！」


「「「「はっ！！！」」」」


公安の人たちが一斉に出ていくと、数名しか残らず一気に静かになった


『パパ…行っちゃったね…。』
『うん。パパ、どこいったの？』
『多分、悪い奴らをガッチャン逮捕しに行ったんだと思うよ。お仕事かな？』
『かっこいー！たいほーするの？』
『うん、かっこいいね、パパ』



なーんて息子と2人で話しているけれど、私たち公安の警備企画課の中に2人で座ってるいる

場違いにも甚だしい



『零くん、私は一体どうすれば？』

そんな事を呟けば、タイミングよく携帯がﾌﾞﾌﾞｯと鳴った


そこには " 降谷 零くん " の文字が
内容は《こっちはすぐに片付ける。1時間で戻れるから家に帰らずにそこにいてくれ。

時間が時間だからよかったら上の食堂で昼食を取っていくといい。》とそう記されていた


『え？待ってたほうがいいの？』


零くんが待てと言うのならいくらでも待ちますとも。

そんな零くんからのメッセージはもちろん保護、♡零くんフォルダ♡に保存し、蓮と手を繋いで食堂へ向う

『ママー、おみせはなにあるの？』
『んー、色々なものあるよ〜、カレーライスにうどんにお蕎麦、エビフライに、ハンバーグ！』

『いっぱいねぇー！』


そんな事を話しながら食堂に向かっていると、後ろから「あれ？Aお姉さん？」なんて聞き慣れた声が聞こえる


反射的に振り返ってしまうとそこには、コナンくんと噂の蘭ねぇちゃんの姿が。

『コｯ…コナン…くん。』


よくよく考えてみれば、今の状況は非常にまずい。
原作上、もしかしたら零くんが公安のゼロとバレるのは確か、執行の映画でだった気がするけど…今はその後！？その前！？



(どっち！？でも、念のためバレないようにしなきゃ！！)



にっこり微笑めば、コナンくんはパチッ！と瞬きをする

『こんなところでコナンくん、どうしたの？？』
コ「毛利のおじさんが昔逮捕した犯人がまた事件を起こしちゃったから今、おじさんが事情聴取してるんだ！」

『そうなんだ！』
『コナンおにいちゃん！』

コ「蓮くん！昨日ぶりだな！」
『え？昨日ぶり？』

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