Episode 50 ページ1
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ざわざわざわ…
私は今、見事に小さくなっている
え?どうしたかって?
周りの目線と圧に耐えられないからだよ。
ここどこだと思いますか?
「おい、あの人が降谷さんの奥さんらしいぞ」
「いや、めちゃくちゃ可愛くね?」
「縮こまって小動物みてーだな。童顔だし。」
「つーか、降谷さんってお子さんいたのか?!」
「シッ!おまっ!声でけーよ!聞こえるだろうが!!」
降「お前ら、聞こえてんだよ…。
こんなところでサボってるなら仕事をしろ!!」
「「「「すすすす!!!すみませんッ!!!!」」」」」
『あははは…』
『パパ、かっこいー!』
皆さんもわかりますよね?
えぇ、はい。
" 警察庁警備局警備企画課 "
何故か、私は零くんの職場にいます(本職の方)
(? ? ?…………?)
はい、私の頭はもう追いついてないですね。
目覚めて第一声にこの天使2人の「おはよう」が聞くことができた私はあれから退院の手続きがすでに終えている病院を後にすることになった
荷物を運び蓮と手を繋いでくれている零くんに慌てて声をかける
『あ、あの!安室…さん?ふ…ふる…や…さん?』
安「安室でいいよ。」
『あ、えっと、蓮のことありがとうございました!
一日預かっていただいたにもかかわらず私のことまでこうして迎えにきてくださって、本当に…申し訳ないです。』
(零くんだって、すごく忙しいのに。
こんなことまでしてもらって…母親として情けない…。)
手をギュッと握り、無意識に俯いていた私の頭をポンと撫でられる
安「心配するな。公安での仕事がちょうど手が空いていたんだ。
有給も溜まっていたし、蓮くんと過ごした時間で気分転換になったよ。だから、大丈夫。
君はよくやってる、だからそんな自分を責めるようなことは考えるな。」
そんな言葉を言われ、反射的にパッ!と顔を上げる
『な、なんで…』
なんでわかったの?そんな事を言いた気な顔をしていると零くんがふっ…と笑った
安「最初の君の話を聞けば、Aさんがどんな人物なのか推理できるさ。」
そんな事を言われ、 何も言えなくなってしまった私は『ありがとう、ございます。』と一言だけ呟いた
にっこり笑う安室さんを眺め、当の本人は車の前に着くと慣れた手つきで蓮を車に乗せシートベルトを締め荷物を助手席に置いた
すると、降谷さんの電話がピリリリリリッと音を立てる
(あ、これデジャヴ….。)
安「緊急事態!?」
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RINA(プロフ) - 玲さん» 告白!!お待ちどう様でしたッ!!日課にしてくれているなんて( ; ; )ありがとうございます!まだ続きます!お楽しみにしててください!! (2021年11月2日 16時) (レス) id: b459f0a978 (このIDを非表示/違反報告)
玲(プロフ) - ようやく告白!!!更新されて仕事終わり色々片付けて寝る前に読むのが日課になるほど続きを楽しみにしてます! (2021年11月2日 6時) (レス) id: bb3e3e235e (このIDを非表示/違反報告)
RINA(プロフ) - 音猫さん» 3回も見てくださるなんて!!すっごく嬉しいです(泣)!!少しずつ安室さんとの距離も近づきつつ、ジンとも接触!まだまだ面白く書いていきます!頑張ります! (2021年10月26日 23時) (レス) id: b459f0a978 (このIDを非表示/違反報告)
音猫(プロフ) - こんなに尊くてにやけが止まらない小説初めてです!めっちゃ面白いので投稿頑張ってください!ちなみに全話3回読ませていただきました! (2021年10月26日 22時) (レス) @page35 id: bc85421f32 (このIDを非表示/違反報告)
RINA(プロフ) - にわなずなさん» ご指摘ありがとうございます! (2021年10月25日 7時) (レス) id: b459f0a978 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:RINA | 作成日時:2021年6月21日 7時