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『先生ーっ！！おかえりなさーい！！』
玄関を開ければ、腕を伸ばしてリビングから走ってくる愛しいA。
僕も腕を広げ小さな体を抱き留めると、グリグリと頭を押し付けてきた。
こんなにも僕の帰りを待ち遠しく思ってるとは…、なんて健気なことだろうか。
AFO「ただいま、A。
ちゃんといい子に待っていたかい？」
『はーい！』
AFO「うん。お留守番ご苦労様。
今日はそんなお利口のAに、プレゼントを買ってきたんだよ。」
『プレゼント？』
小首を傾げるAを抱き上げ、リビングへと向かいソファに腰掛けた。
紙袋から青色のプレゼントボックスを取り出してAに手渡せば、大きな瞳がより一層輝き出した。
AFO「バレンタインのお返しだよ。」
『僕の？』
AFO「そう。開けてごらん。」
僕の膝の上から降り、テーブルにプレゼントボックスを置いてゆっくり丁寧にラッピングを解いていく。
カポッと蓋を開けたAは、中から例の縫いぐるみを取り出してジッと見つめた後、満面の笑顔を浮かべて縫いぐるみを抱き締める。
『先生！！ありがとうございます！！』
AFO「気に入ったかい？」
『はい！！クマさん可愛い！！』
AFO「"ハッピークマクマ"っていうらしいよ。
Aのお誕生月の7月の刺繍と、誕生石のルビーが付いてるんだ。」
『たんじょうせき？』
AFO「生まれた月に合わせた宝石のことだよ。
Aは7月だからルビーが誕生石になる。
……まぁ流石に人工のだけどね。」
本物だったら6800円で済むわけがない。
幼いこの子にはまだ誕生石とかは難しいかな。
それでもAからしたら相当嬉しかったようだ。
縫いぐるみを抱きながら僕の膝によじ登り、可愛らしい笑顔を見せてくる。
『先生っ！ありがとうございます！！』
AFO「どういたしまして。」
クリスマスの時もそうだったが、クマの縫いぐるみでこんなにも喜んでくれるとは意外だ。
共に買ってきたお菓子は二の次になってしまったなぁ。
『1号のお隣に飾ろー！』
AFO「………1号？」
『クリスマスに貰った縫いぐるみです！』
AFO「ハハハッ！名前を付けてるんだね！
じゃあこの子は何ていう名前かな？」
『2号！』
AFO「ネーミングセンスは皆無かぁ。」
頬を染めてケラケラ笑う可愛いAの額に口付ける。
後日、寝室の棚にはクマの縫いぐるみ2体が仲良く飾られていた。
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アマンダ - ミヤビさん» ありがとうございます！！！楽しみにしてますっ！ (11月7日 6時) (
レス) id: 15065c9ce2 (このIDを非表示/違反報告)
ミヤビ(プロフ) - アマンダさん» アマンダ樣、リクエスト承りました。こちらではお話がいっぱいで載せられないので続編にて投稿いたします。完成まで少々お待ち下さい。 (11月3日 8時) (レス) id: 8b80540195 (このIDを非表示/違反報告)
アマンダ - 更新ほんとに嬉しいです！先生かっこいい、リクエストいいですか？鬼龍くんがテレビのスーツを見ていて(先生に似合いそうで)かっこいいって言って先生の誤解で嫉妬とか先生が嫉妬する系が…まぁ先生はいつも嫉妬してるんですけど…受け付けてなかったらすいません！ (11月3日 2時) (レス) @page50 id: 15065c9ce2 (このIDを非表示/違反報告)
あ。(プロフ) - 更新ありがとうございます！！タバコ吸ってる先生絶対カッコええ...鬼龍君も超可愛いです (11月2日 22時) (レス) id: 94da43d755 (このIDを非表示/違反報告)
消しゴム頭(イレイザー) - 死ぬほどかわいい…尊い… (10月15日 13時) (レス) @page46 id: 15065c9ce2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミヤビ
| 作成日時：2023年2月22日 18時
